村瀬　進治　議員（子どもたちに青い空）
１　公害防止の取組について
　１　約６０年前から続いていると考える、ばいじん、悪臭、騒音、二酸化炭素及び巨大火柱等による環境の悪化により、住民が多大な被害を被っているが、近年、目に見える改善が図られていないことから、県、市及び鉄鋼三社と締結している公害防止協定に基づく、対策の実効性に疑問が生じている。そこで、現在の被害状況についての市の認識及び今後の対策の考え等を問う
　　(1)　大同特殊鋼�鰍ﾍ２０２５愛知環境賞において金賞を受賞し、二酸化炭素削減技術が大きく評価されているが、日本製鉄�竃ｼ古屋製鉄所における最新の二酸化炭素削減量の把握状況はいかに
　　(2)　降下ばいじん問題について、愛知県、東海市及び鉄鋼三社と市民との話し合いの実施を求めたが、市として応じなかった理由はいかに
　　(3)　降下ばいじんの発生原因者の一つであると考える日本製鉄�竃ｼ古屋製鉄所は、市内６団体と話し合いを行っているとのことだが、その団体名をどのように把握しているか。また、各団体からの公害に関する意見について把握状況はいかに
　　(4)　現在までの市内の幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校及び大学における降下ばいじん被害の把握状況はいかに
　　(5)　公立西知多総合病院周辺及び加木屋町北社山地区の降下ばいじんに関する苦情及び被害の把握状況はいかに
　　(6)　事業規模から日本製鉄�竃ｼ古屋製鉄所からのばいじん排出が非常に多いと思われる。排出原因者の特定のための製鉄所構内のばいじんの提供、成分分析結果の報告等が受けられない現状について、問題であると考えるが、市の考えはいかに
　　(7)　本市のばいじん公害が、市民の安心安全を脅かしている中で、降下ばいじんの多い市南西部地域の調査を一度も実施していないことについて、市長の見解はいかに。また、今後、実施する考えはいかに
　　(8)　東海製鐵�鰍ﾌ操業開始当初は、短期間、市民に対して減税が実施されたと聞いているが、その内容はいかに。また、現在もばいじん公害はなくなっていないことから、早急に同様の減税または損失補償を市の責任で実施するべきであると考えるがいかに
　　(9)　これまでの市役所職員及び市役所職員ＯＢからのばいじん公害についての苦情や報告の件数及び内容はいかに
　　(10)　ばいじんが目に入ることは、健康に悪影響を及ぼすと考えるが、市に対し、目や口を保護するためのゴーグル、マスク等の市民への提供を要請したが対応はいかに
　　(11)　地元新聞に東海市と知多市の降下ばいじん量の月平均値に関する記事が掲載され、東海市に比べて知多市の数値が高かったが、本市の記事に対する見解はいかに
２　緑陽コミュニティセンター内の空調について
　１　緑陽コミュニティセンターの体育室には４馬力の空調機を４台設置する計画であり、設置場所を中二階に上げると設置費用が約２，２００万円かかる。一方で床置きの場合、設置費用が約２００万円となることから、中二階を設置場所とした理由及び設置内容について問う
　　(1)　緑陽コミュニティセンター体育室への空調機設置は、１階床置きとすることで予算を節減し、約２００万円の経費で設置すべきと考えるがいかに
３　市長と市民が語る会の実施について
　１　本市の２代目の市長である久野元市長が行ってきた「市長と市民が語る会」について、前市長から現在の市長に至るまで２４年間実施していない。市民が主役のまちづくりを行う上で、速やかに「市長と市民が語る会」を実施するべきであると考えるが、市の考えを問う
　　(1)　加入率が低下している町内会、自治会等との意見交換では、市民からの意見聴取は十分でないと考えるため、速やかに「市長と市民が語る会」を実施する考えはいかに
４　高横須賀町城山地区の防犯灯設置について
　１　高横須賀町城山地区には、多くの車や高校生等が通行する道路があるが、防犯灯が設置されていないことから夜間真っ暗となり、非常に危険である。長年にわたり防犯灯の設置を求めてきたが、防犯灯を設置すると通行量が増加し、ごみの量が増える及び直近１年半の間に事故等が起こっていないことを理由に防犯灯を設置しないと聞いているため、防犯灯の設置に対する市の考えを問う
　　(1)　高横須賀町城山地区の道路は、現在もなお利用する車等が多数あり、非常に危険であることから安全対策として防犯灯を速やかに設置するべきであると考えるが、市の考えはいかに
５　中ノ池地区への投票所設置について
　１　中ノ池地区には約２，３００人もの多くの有権者がいるにも関わらず、未だ投票所がないため、多くの住民から中ノ池地区内の投票所設置を求める声を聞いている。これまで再三にわたり中ノ池集会所の投票所指定を求めているものの、駐車場や建物内の広さ、入口の数等、事実と異なることを理由として投票所の指定を拒まれている印象であるが、中ノ池集会所への投票所指定の考えについて問う
　　(1)　これまでの投票所指定の考えを改め、４月に執行予定の東海市長選挙から中ノ池集会所を投票所として指定する考えはいかに
６　分限免職処分について
　１　佐賀県では、地方公務員法に基づき、令和６年２月２９日付で職員２人を、能力不足を理由に分限免職処分としているが、本市における職員の執務状況に対する市民からの苦情等の受付状況及び分限免職処分の考え方について問う
　　(1)　過去５年間における職員の能力不足に起因する市民からの苦情の受付状況はいかに。また、当該職員の処分を求められた事例はいかに
　　(2)　これまで本市において、佐賀県の事例と同様、能力不足により分限免職処分を行った事例はいかに。また、現時点において、分限免職処分に相当すると考えられる職員の有無はいかに
７　市長との面会等について
　１　これまで再三にわたり市長に対し、直接要望事項を伝えるため面会を要請するほか、電話の取り次ぎを求めてきたが、一向に対応されないため、その理由を問う
　　(1)　市長との面会要請及び電話の取り次ぎについて、対応しない理由はいかに
８　中ノ池護岸改修工事について
　１　長年、中ノ池護岸改修工事を実施しているものの、近隣住民に十分な説明がないため、工事の進捗状況も分からず、不安の声が出ているが、今後の説明会等開催の考えについて問う
　　(1)　工事の進捗状況及び今後の計画等について近隣住民を対象とした説明会を開催し、現在の状況等を周知する考えはいかに