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平成28年 第1回定例会(第2日 3月10日)
録 画 中 継 | 会 議 の 内 容 |
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井上 純一 議員(公明党)
1 子どもの健全育成について 1 出産から就学前までの包括的子育て支援は、母親の子育てに対する不安を解消し、幼児虐待やその後の不登校及び引きこもり対策にもつながる重要な施策と考える。そこで来年度から始まる本市の包括的子育て支援の具体的な取り組みについて質問する (1) 本市のファミリー・サポート・センター事業の活動状況はどうか (2) 母子健康手帳発行の際に、アンケート調査を実施しているとのことだが、その結果、リスク有りと判断された母親へどのような支援を行っているのか (3) リスク有りと判断された母親に対して、埼玉県和光市のホームスタート事業のような、訪問支援を行い、同じ支援員が継続的に訪問できるような体制を整備するべきであると考えるがどうか (4) 子育て支援には、育児に関することだけでなく、生活困窮などの相談にも、ワンストップで対応できる相談窓口の設置を国は求めている。本市も埼玉県和光市を参考にした、保健師、助産師や社会福祉士を配置した窓口の設置が必要と考えるがどうか 2 近年増加傾向にある発達障がいの対策として、早期からの総合的な支援システムの構築が重要であるが、母子保健から始まり、福祉、医療、教育等の関係機関それぞれが断片的な支援になっており、発達段階に応じた生涯にわたる支援になっていないことや、幼少期における保護者の障がいの受入れの困難さなど課題が多い。そこで本市の発達障がい支援について質問する (1) 本市は、発達障がい支援について健康推進課、幼児保育課、学校教育課間でどのような連携を取っているのか (2) 早期発見のためには、保護者の早期の「気づき」や「障がいの受入れ」も重要と考えるが、本市はどのようなサポートを行っているのか (3) 静岡県磐田市で昨年11月に発行された、同市の発達支援に関する情報を一冊にまとめた、こどもの発達サポートガイド「ぽっかぽか」を参考にして本市の発達障がい支援の施策や情報を一冊にまとめた発達障がいサポートガイドの発行を検討すべきであると考えるがどうか 3 OECDが2013年に行った調査によると、日本の教員は加盟国の中でも最長の長時間勤務と報告されている。学校現場では、いじめや不登校、保護者の貧困問題など課題が複雑化、多様化してきている中、本市の教員はこうした課題に十分対応できているのか、その現状について質問する (1) 本市の昨年のいじめの実態はどのようであるか (2) 現在まで未解決のいじめ問題に対して、どのような取り組みをしているのか。また、教員はその対応に十分な時間が取れているのか (3) 本市は、教員の長時間勤務について、どのような認識を持っているのか。また、どのような対策を考えているのか (4) 教員の負担軽減のため、部活動に外部指導員を各中学校へ配置することを検討すべきであると考えるがどうか (5) 本市の新たに不登校になった児童・生徒の過去3年間の推移及びその対策はどのようであるか (6) 本市のスクールソーシャルワーカー及びスクールカウンセラーの配置状況はどうか。また、今後の配置計画はどのようであるか (7) 先月9日、いじめ対策を検討する文部科学省の有識者会議は、いじめが原因の不登校を積極的に認知し、早期対応するための指針をまとめ、全国の小中学校に通知したが、それを受けて本市はどのような対応を考えているのか 4 子どもの貧困対策として、保護者の就労自立支援だけではなく、未然防止策として、課題対応力、キャリアプランニング能力などを高める小中学校段階からのキャリア教育の重要性が高まっている。そこで本市のキャリア教育の実施状況について質問する (1) 本市は、キャリア教育としてどのような取り組みをしているのか (2) 小学校での職場見学及び中学校での職場体験の効果をどのように評価しているのか (3) 中央教育審議会の答申が示す、基礎的・汎用的能力に関して、各学校で目標を明確にして取り組んでいるのか |