東広島市議会インターネット中継
トップ >> 録画映像
過去の本会議の録画映像を御覧いただけます。
令和 6年第4回定例会(第4日12月12日 一般質問)
答弁

岩崎 和仁

1 安心づくりについて  
 (1) 災害に強い地域づくりの推進について
気候変動に伴う災害の激甚化を踏まえたハード事業の着実な推進とともに市民や企業と一体となった災害に強いまちづくりの取り組みが求められている。
ソフト面においては、雨水貯留機能向上、ため池活用、防災体制強化などが求められている。
例えばハード面では、安芸津町三津地域において、県道32号安芸津下三永線の宮崎川への排水が不十分なため、内水氾濫が発生し、道路が冠水する問題が生じている。また、風早地域の前水除川では、構造物によって河川断面が狭められ、水流が制限される課題がある。
これらの状況下、国は一般国道185号の安芸津バイパス工事を進めており、三津地域ではトンネルの掘削が計画されている。このトンネルからの排水は宮崎川へ、風早地域では前水除川へと排水される計画となっている。 
さらに、広島県は二次救急医療機関である県立安芸津病院の建て替え工事や、令和3年7月豪雨で被災した三津大川の改良復旧工事を進めている。
これらの国や県による大規模な投資に伴い、市が所管する関連工事も同時に進行させることが重要であり、特に、排水計画や河川改修においては、国・県・市が連携し、総合的な治水対策を講じる必要がある。これにより、地域住民の安全と生活環境の向上が期待される。
  ア 第五次東広島市総合計画後期基本計画の素案において流域治水対策の推進を掲げられている。その中で「河川の整備や維持修繕、廃止ため池の有効活用や民間による流域貯留施設の確保等、あらゆる関係者で総合的かつ多層的な流域治水対策に取り組む」また「黒瀬川流域について、「流域治水」の実効性を高め、強力に推進するため、広島県との連携を強化し、水害に強い地域づくりに取り組む」とある。これらの取り組みについてどの様に進められるのか伺う。
  イ 宮崎川バイパス、前水除川、蓮光寺橋(通称)の工事計画の進捗状況を伺う。
  ウ 国や県が多大な投資を行い、また新たな投資を計画していただいている中、市としての役割は非常に重要であり、これらの投資を最大限に活用するため、市が主体となって進める関連工事において事業全体の調整などが求められると考える。
市として国や県とどのように連携を図りながらこれらの取り組みを進めていくつもりか見解を伺う。   
トップページに戻る
前のページに戻る
ページトップへ