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令和 3年 第3回定例会(第4日 9月 9日)
一般質問中川 修
1 近年の雨による災害について
(1) 東広島市地域強靱化計画の内水浸水対策について
平成30年7月豪雨災害以降毎年のように、梅雨時期の雨による災害が発生している状況が続いており、降雨による対策を強化していく事が最優先課題と捉える。中でも、市内で毎回のように内水浸水が発生している所があり、市民の方は梅雨時期や台風時には浸水被害を常に心配しながら生活することを余儀なくされていることから、降雨による災害対策が喫緊の課題と捉える。
ア 東広島市地域強靱化計画において、内水浸水対策として「県と連携し内水の放流先河川の整備を促進するとともに、浸水対策の重点地区に設定している地区の雨水幹線の整備や、調整池の新設及び廃止ため池を利用した雨水貯留施設の設置、排水ポンプ施設の設置など、総合的な内水対策を検討し、計画的に実施していきます」とあるが、地域別にどのような対策を実施しようとしているのかを問う。
(2) 河川整備及び管理の推進について
東広島市地域強靱化計画において、脆弱性評価のポイントの項目に「近年は台風等による豪雨や局地的大雨が頻発しており、河川護岸の崩壊や越水による被害も多数発生していることから、河川内に堆積した土砂で断面が不足している箇所は、浚渫による河道の確保を行う等、維持管理の強化を図るとともに、計画的な河川の整備を行う必要がある」とある。浸水被害を最小限に抑えるためにも重要な事業と捉える。
ア 八本松東の深堂川では豪雨により水量が増えると排水能力が低下し、住宅地及び道路が冠水する被害が度々起こっている。被害を最小限にする為に浚渫工事が重要と捉えるが、市内河川の浚渫について現状の進捗及び今後の計画を問う。