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令和 6年 9月定例会( 9月11日)  日程第2 一般質問
山下 竜太郎(無会派の会)
1 県道30号廿日市佐伯線について
県道30号廿日市佐伯線、黒折から明石にかけての上り坂のカーブで、今年に入り5件事故が起こっている。幅員が狭いこともあるが、カーブの線形が悪いことも原因のひとつと考えられる。安全なカーブはクロソイド曲線と呼ばれる、最初はゆるく、徐々にきつくなる設計になっているが、事故現場はクロソイド曲線から急に曲がる単曲線になる、複合的なカーブになっている。上り坂のため、クロソイドカーブを曲がりながら、スピードを落としすぎないようにアクセルを踏むタイミングで単カーブが来るため、カーブを曲がり切れない状況が発生している、と思われる。廿日市環状線が完成しても、明石から峠までがきれいに整備されているのに対し、県道30号線との合流地点から野貝原入口までの1km弱の道路だけ、危険なカーブのある幅員の狭い道路のままとなる。中山間地域の道路環境向上の観点からも、重大な事故が発生する前に現場を改良する必要がある。そこで次の3点を問う。
 (1)これまで広島県への道路改良のアプローチはおこなっているか。
 (2)この危険な複合カーブを安全な曲線になるよう改良することが考えられないか。
 (3)廿日市環状線の計画と連動して、狭く危険なカーブを通らなくていいように、トンネル掘削など新たなバイパス道路を整備する考えはないか。

2 屋内運動場の空調設備について
8月24日にあった「未来を話そう!はつかいち子ども議会2024」にて、学校の空調設置についての質問があり、その答弁は「校舎の長寿命化計画に費用がかかるので、それが終わってから」との内容だった。私が昨年9月議会で体育館の空調設置について質問した際には「整備手法や財源の研究をしたい」との答弁だった。今年度の本市の施政方針で「こどもが主役のまちはつかいち」宣言をおこない、「未来を担うこども達は、社会の宝」「『こどもにとって一番良いことは何か』という視点で、こどもにやさしいまちづくりを推進し、子育て世代に選ばれるまちに向けて、全力で取り組んでいく。」との思いが語られた。そのことを踏まえ、次の3点を問う。
 (1)昨年9月議会の答弁であった「整備手法や財源の研究をしたい」について、進捗状況はどうか。
 (2)文部科学省が昨年4月、公立学校施設の空調設備の今後について、「地域の避難所としての役割も担う体育館は、空調設置とあわせ断熱性も確保する必要がある。共に国庫補助の対象となるため、自治体で検討を進めてほしい。」と発表したが、補助金を活用することで、校舎の長寿命化計画と同時進行で、空調設置を検討することはできないのか。
 (3)今後も夏の暑さは厳しさを増していくと思われる中、教育環境、そして災害時の避難環境の改善の観点から、子ども議会での中学生の思いに対して、何かしら早い時期に対応してあげるべきと思うがどうか。
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