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令和 5年12月定例会(12月 8日) 日程第2 一般質問
山下 竜太郎(無会派の会)
1 保育士への支援について保育士の職場環境について、保育士ひとりひとりの業務を軽減することが、本市の保育の質の向上、離職率の改善につながり、職場環境も良くなる。保護者も安心して子供を預けられるので信頼関係も深まる、という好循環を生む。業務軽減策として、保育業務支援ツール「コドモン」が各園に導入され、登園・降園時刻の管理や保護者との連絡などの事務仕事がかなり軽減しつつあるが、これまで同様紙での記録との併用による作業増や、保護者がコドモンへの入力をミスしたり、登園時刻を打刻する作業を忘れたりして、保育士がその確認作業を毎日するという新たな業務も発生している。また保育士の事務仕事を事務職員に任せるために現在、複数園に1人の事務職員を配置しているが、事務職員がいる日といない日があり、いない日には事務職員以外の誰かが事務仕事をしている。今年3月定例会の林議員の一般質問で、民間保育園の待遇について、第三者機関による調査や児童福祉法に基づく実地監査では重大な指摘事項はなく結果は良好、との答弁があったが、現場の保育士からは「改善すべき問題点は多い」と聞く。そこで次の3点を問う。
(1)休職者について、市役所職員の場合は職場復帰に向けたプログラムや健康相談員との定期面談などがあるが、保育士の場合はどうか。
(2)こども家庭庁による保育士の「就業継続支援」について、離職防止や勤務環境の改善を図るために支援員が保育所等を巡回支援する、となっている。巡回支援の内容について問う。
(3)事務職員は各園に1人ずつ配置したほうが、より保育士の業務が軽減されるので配置するべきだがどうか。