※録画中継をご覧いただけます。 |
録 画 中 継 |
会 議 の 内 容 |
令和 6年 6月定例会( 6月14日) 日程第1 一般質問 池澤 敦(新政会)
1.外国人との多文化共生について
(1)福生市・羽村市多文化共生実態調査について 「福生市・羽村市多文化共生実態調査報告書(令和3年1月)」をもとに、市の考えを問う。 @第3章外国人住民用調査結果の詳細についてのうち、「多文化共生のまちづくり」の推進のために市でやるべきことの項目で、外国人の要望の第一位に「日本人と外国人の交流(意見交換等)を行うイベントの実施」がある。民間を除く、市による取組み状況及び今後の展望はいかがか。 A@と同じ調査結果のうち、「日本の生活での困り事、心配事」の項目で、子どもの教育、仕事、病院・医療を抑え、「税金(住民税、国民健康保険など)」が、「特にない」を除いて、第三位である。外国人住民の福祉の増進に向けた市の取組み状況及び今後の予定はいかがか。 (2)市内在住外国人の把握について 令和5年1月1日現在、羽村市の外国人住民は、前年比で220人も増加した。喜ばしい反面、市が把握できていない外国人が住んでいるケースも考えられる。 @市では急増の要因をどのように捉えているか。 A市は外国人のコミュニティとどのような関係を構築しているか。また、今後について問う。 (3)個人住民税及び国民健康保険税における外国人の納税状況について 国では現在、出入国管理法などの改正に向かっていることから、日本に暮らす外国人の税への関心が高まっている。市では令和5年度より徴収事務のデジタル化やワンストップ化等に着手してきたこともあり、これを機に、外国人の納税状況を把握することは、将来の確かな税収確保に向け需要である。以下、市の考えを問う。 @個人住民税及び国民健康保険税の滞納者数及び金額は、どのような状況か。 A上記の滞納の額に占める外国人の割合は。 B通知から徴収まで、市がよりきめ細やかなサポートを提供することで、外国人住民の納税意識の醸成につながると考える。福生市では催告通知書に注意を多言語で記載し、納税を促している。費用対効果を検証したのち、参考にしてはどうか。 C徴収事務のデジタル化を進めていくうえで、外国人に特化した収納対策を講じてはどうか。 2.西多摩地域広域行政圏計画の取組み状況について (1)観光振興と魅力発信について 西多摩地域広域行政圏計画では4つのテーマに対し、それぞれの目標が設定されており、それに沿って、5年間に取り組む内容として具体的な施策や事業例が挙げられている。特に重要と考える施策について、市の見解を問う。 @「広域観光ルートの開発」の施策を掲げている。現在の進捗状況はいかがか。 A「外国人観光客の受入れ体制整備」の施策では、外国人観光客へのプロモーション、インバウンド対策を打つとしている。外国人観光客に人気のコンテンツである「桜並木」を生かし、福生市や隣接市町と連携した大規模な「さくら大祭」を提案してはどうか。 (2)互いに尊重し合うまちづくりについて 障がい者への理解促進、人権尊重に関する連携に取組むとしている。羽村市は音楽活動が盛んで、羽村市生涯学習センターゆとろぎを擁している。音楽を通じて誰もがつながることができると考えるが、8つの構成市町村が連携した音楽会を提案してはどうか。 3.羽村堰と多摩川の水辺の活用について (1)羽村取水堰第一水門について 一時通行に係る協定は、水門上の通行に係る許可を受けた期間のみ、歩行者の安全確保及び施設の破損等を防ぐため、市が通行監視員を配置するとともに、防護フェンスを設置している。このことから、次の手段を羽村市が講じるとして、東京都水道局との協議を進めていただきたいと考える。 @歩行者の安全確保の手段として「転落防止手すりを強化する」、さらに、「水道施設の破損等を防ぐ手段を講じる」 A「防護フェンスを通路両側に設置(子供の手が入らない細かな網目の形状)」 Bこれらにかかる費用は羽村市が全額負担することで、東京都水道局に提案してはどうか。費用については、市民の福祉の向上、観光スポットとしての魅力の向上など、長期的に見れば回収できると考える。 |