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録 画 中 継 |
会 議 の 内 容 |
令和 6年 3月定例会( 3月 1日) 日程第1 一般質問 池澤 敦(新政会)
1.災害への備えや対応について
(1)被害想定について 羽村市地域防災計画で、医療輸送や緊急輸送に必要なヘリコプターの「災害時臨時離着陸場」の一つである江戸街道公園は、「災害廃棄物の一次仮置場」としても定められている。 @がれきが搬入される公園にヘリコプターが離着陸することは、現実的には極めて困難な状況が生じる恐れがあると考えるが、市はどのような被害状況を想定したのか。 (2)避難所の整備について 避難所運営マニュアルは、各避難所運営委員会によって作成される。何年も改定がされておらず、計画の動物救護の項目が反映されていない。 @次回の改定に備え、ペットと同行避難できる環境が整備されていることがより多くの市民に伝わるよう、広報やその他のツールを利用して周知してはどうか。 (3)災害用備蓄品について 市公式サイトで公表している災害用備蓄状況の「小中学校・福祉避難所・自主避難所の備蓄状況」から、各避難所に物資が均一に備蓄されていることがわかる。例えば、工場が多い西東京工業団地の周辺の避難所と個人の住宅が多い地域の避難所では、応急期におけるニーズに差が生じることが想定される。 @市が保有するデータを活用することで、避難所ごとの地域特性を反映させた実践的な分配備蓄に近づけると考えるが、市の見解を問う。 (4)公衆衛生について 計画によると、確保できるバキュームカーのみでは対応できない場合の業務手順として、東京都に応援要請する旨が示されている。しかし、公衆衛生の観点から、3日以内を目途にし尿収集に着手しなければ、市民生活や地域社会に相当の影響が生じる恐れがある。 @都への要請と並行し、災害時相互応援協定を結ぶ自治体に対し、プッシュ型によるバキュームカーの応援を要望してはどうか。 (5)代替庁舎としてのコミュニティセンターについて 羽村市業務継続計画(地震編)では、市役所本庁舎が使用不能となった場合の代替庁舎の一つに、コミュニティセンターを特定している。代替庁舎としてのコミュニティセンターの役割について、執務の場はもちろん、様々な面から確認をし、有事に備えることが重要である。 @執務の場の機能 ア 本庁舎では出来て、コミュニティセンターでは出来ない重要な業務は、どのような業務が想定されるか。 イ アで想定された業務に着手するために、どのような対策を整えているか。 A市民の食を守る場の機能 コミュニティセンターには、調理研修室やレストランの厨房がある。復興期には、市民の食生活を支える場の一つになることが期待される。 ア 調理研修室の設備や厨房機器について、市が最後に設備投資をして更新をしたのはいつか。 イ レストランの設備や厨房機器について、市が最後に設備投資をして更新をしたのはいつか。 ウ 主要な設備の劣化や厨房機器が耐用年数を経過している場合、平時の際にも事故につながる恐れが生じる。速やかに更新をするべきと考えるが、市の見解を問う。 2.防災行政無線を用いた子どもの見守り放送について (1)現在の見守り放送を発展させ、子どもが自ら呼びかける見守り放送を実施してはどうか。 (2)市内の全小学校による持ち回り制はどうか。 (3)持ち回りは年度交代制で、子どもの声は学期単位で交代してはどうか。 3. 羽村堰周辺の環境整備について (1)羽村堰と多摩川の水辺の活用について 羽村堰の魅力を高めて観光集客を図るためには、周辺整備も重要である。市は令和3年第5回定例会における秋山議員の質問に対し、多摩川沿いの遊歩道及びサイクリングロードの整備について、「観光集客のための大きな要素」、「河川管理者である国土交通省京浜河川事務所や玉川上水を管理している東京都水道局と情報交換を行う」と答弁していた。 @現在までに関係機関とどのような情報交換が行われたか。 A整備を進めるためには、予算以外にはどのような課題があるか。 BAの課題は何が問題で解決することができないのか。 (2)羽村堰の観光スポットとしての魅力向上について 羽村取水堰周辺から阿蘇神社までの一帯を観光の視点から捉えると、羽村取水堰第一水門で動線が途切れ、水門を越えて往来するには奥多摩街道を2度横断することになる。 @羽村取水堰第一水門上を常時通行できれば、観光スポットとしての価値が高まる。著しく人が集まるイベントの際には一時通行できる協定があることから、構造物としての耐久性に課題はなく、安全対策を施すことで常時通行が可能になると分析する。 ア 市と管理者の間で、共通認識の課題はあるか。 イ アの課題はどのような点に困難があり解決することができないのか。 A羽村堰下の河川敷の今後の利用について、現在はどのような方針であるか。市の考えを問う。 |