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録 画 中 継

会 議 の 内 容

令和 5年12月定例会(12月 6日) 日程第1 一般質問

秋山 義徳(新政会)

1.市内建設業者の抱える課題について
 (1)羽村市の入札による最低制限価格について
   東京都では、ダンピング受注の防止や公共工事の品質確保のための担い手確保等の観点から、入札による最低制限価格の設定範囲の見直しを令和4年12月1日に発表し、令和5年1月16日以降に公告等を行う契約要件から適用している。これに応じて近隣では、あきる野市が東京都に準じた設定範囲の見直しを実施している。適正な制度運営のためにも、羽村市では入札の設定範囲の見直しについてどのように考えているか伺う。
  @入札の最低制限価格設定範囲の見直しについて、どのような効果が考えられるか。
  A見直しを行った場合、どのような課題があるか。
  B東京都からは、何か方針は出ているのか。
 (2)市の工事請負契約における現場代理人および監理技術者等の常駐義務の緩和について
   現在、市の建設工事請負契約では、現場ごとに現場代理人および監理技術者等の常駐が義務化されている。限りある人材の有効活用と若者の入職促進の観点から東京都では、「工事の対象となる工作物に一体性若しくは連続性が認められる工事又は工事の施工に当たり相互に調整を要する工事」、「工事現場間の相互の間隔が直線距離で10km以内の範囲にある工事」の両方に該当する工事(除外工事あり)については、主任技術者の兼務が2件まで可能としている。これを導入することにより建設工事の人材配置と工事自体の生産性と効率性の向上が期待される。現在、近隣では、青梅市、福生市において現場代理人および監理技術者等の常駐義務が緩和されている。市内建設工事の質向上のため、市の考えを伺う。
  @本制度を羽村市でも導入することで、人材確保難の課題を抱えている中小建設事業者の生産性向上に繋がり、同時に若手技術者への教育訓練が可能となることが期待されるが、市の考えはいかがか。
  A制度導入に際し、どのような課題があるか。
  B東京都からは何か方針は出ているのか。
 (3)市内建設工事現場の週休2日制確保工事の実施について
   将来に渡り社会資本を安定的に整備・維持管理していくためには、建設業界の若手技術者を確保・育成していくことが重要と考える。東京都では、週休2日制確保工事を実施しており、間接工事費を補正し、直接工事費及び共通仮設費に計上される単価のうち労務費、機械賃料、土木工事標準単価に対して週休2日の補正を適用している。この事は、国土交通省により方針が示され市内建設工事も該当し、工事期間、経費等に大きな影響を与えると考える。そこで市の考えを伺う。
  @建設現場において、完全週休2日制の実現に向けた段階的な施策展開を羽村市でも実施することで、中小建設事業者の「働き方改革」に繋がり地域事業者の活性化へと結びつけられると考えるがいかがか。
  A制度導入に際し、どのような課題があるか。
  B国及び東京都からは、何か方針は出ているのか。

2.羽村駅西口地区の都市基盤整備に関する検討報告について
 (1)羽村駅西口地区の都市基盤整備に関する検討報告書がまとめられた。今後、市民にいつ、どのように発表されるのか。
 (2)エリアごとに区画整理以外の手法に変更が可能か検討を行った結果、すべてのエリアにおいて基本的な面的市街地整備手法である土地区画整理事業が望ましいとの結論が報告書に記載されている。
  @現状の計画を継続し進めていくことが最善という考えか。
  A1月に方針を示すとの事だが、内容やスケジュールはどのような考えか。
 (3)区画整理以外の手法をとった場合は、新たな事業計画が必要になるのか。その場合、事業は一時中断されることになるのか。また、事業が一時中断されると、どのような影響が出ると考えられるか。
 (4)都市計画道路3・4・12号線の早期整備について
  @検討会議において「優先的な整備」について、どのような検討が行われたのか。
  A沿道整備街路事業で都市基盤整備を行った場合、すべての道路計画線形内地権者が周辺に換地されることは可能か。
  B川崎街道と奥多摩街道羽村大橋周辺の朝と夕方の渋滞解消のため早期実現を望む声が高い、新奥多摩街道牛坂交差点から奥多摩街道羽村大橋交差点までの平面開通は、どのような見通しか。
 (5)駅前交通広場及び駅周辺の早期整備について
  @早期先行整備の実行可能性についての検討結果はどうか。
  A西口駅前通り(都市計画道路3・4・13号線)の歩道整備の面からも早期整備が望まれているが、見解はいかがか。
 (6)雨水管、上・下水道管の整備は、これまで下流から行う必要があるとの見解であった。他の都市基盤整備手法をとると未整備地区が残るということだが、駅前周辺を先行して整備を行うことの可能性についての検討はされたのか。
 (7)近隣市の事例との比較資料として昭島市との比較資料が示された。区画エリアを縮小した昭島市の事例と羽村市の状況の違いは何か。
 (8)これまで羽村駅西口土地区画整理事業は多くの市民の協力により進められてきた。都市基盤整備には、市民の理解と協力が不可欠である。ここから羽村駅西口地区の都市基盤整備について早期に示す必要があると考える。今後、羽村駅西口土地区画整理事業をどのように進めていく考えか。


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