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録 画 中 継 |
会 議 の 内 容 |
令和 4年12月定例会(12月 7日) 日程第1 一般質問 高田 和登(新緑会)
1.救命活動について
(1)AEDの設置場所について @AEDは、市の公式ウェブサイトによると125カ所に設置されている。「防災マップはむら」で場所を確認することもでき、スマートフォンでも確認できるなど、優れた仕組みを構築している。 ア 2018年12月定例会での私の一般質問の市長答弁では、123施設・166台の設置となっている。4年間で微増であるが、もっと設置場所を増やす考えはないのか。 イ 一般財団法人日本救急医療財団は「全国AEDマップ」を公開しており、羽村市で検索(リスト表示)をすると、147件がヒットするが、廃止なども含まれているものと思われる。また、「全国AEDマップ」には50件以下の表示しかされない。原因は8年以上前に設置したAEDがマップには掲載されていないためと思われる。このため、羽村市役所もマップには掲載されていない。市は財団と調整し、データを更新すべきではないか。 (2)AEDの屋外設置の推進について @2018年12月定例会の一般質問で、原則24時間開店しているコンビニエンスストアが最適な設置場所であると提案した。 ア 市長答弁は「株式会社セブンイレブン・ジャパンとの包括協定の進展に合わせて検討」するとのことであった。包括協定は現在締結されているのか。 イ 市の公式ウェブサイトにはコンビニエンスストアに設置されているとの記載はない。締結されていないのなら、なぜ締結されなかったのかを問う。 ウ コンビニエンスストアは株式会社セブンイレブン・ジャパン以外にもある。そことの交渉はしなかったのか。 A徳島県石井町では役場本庁舎などの公共施設内に設置しているAEDを屋外に移設した。早朝や夜間など、施設が閉まっている時の緊急時の救命活動に使用できるよう、市でも検討したらいかがか。 B屋外設置には費用がかかる。東京都大田区では24時間だれでも使えるAEDを設置する事業所に補助をしている。市でも市民の安心安全のために、検討したらいかがか。 C市の公式ウェブサイトで「夜間利用可能」との記載のあるAED設置場所は11カ所である。 ア 羽村市役所も「可能」であるが、24時間のうち、閉庁時間の方が長いことを考えると、地下1階の夜間受付に移設した方が良いと考えるが、いかがか。 イ 同様に水道事務所も夜間受付に移設した方が良いと考えるが、いかがか。 (3)普通救命講習について @普通救命講習の修了者の市内在住者の数を問う。また、そのうち女性の数を問う。 A消防団員は全員が普通救命講習以上の修了者と考えてよいか。 B市議会議員や市職員は普通救命講習を受講し、原則、全員が救命技能認定を取得していると考えるが、会計年度任用職員はどうか。 C東京都の職員である、小中学校の教職員にも子供の命を守る上で重要であることから、原則、全員が救命技能認定を取得していると考えるが、会計年度任用職員はどうか。 D2018年6月定例会の教育長答弁で「各中学校では2年生を対象に、杏林大学との連携のもと、杏林大学教授等による救急救命の基礎知識に関する講義のほか、心肺蘇生法等の救急救命実習、AEDの使用方法についての講習を、平成22年度から年1回実施」とのことである。現在も実施しているか。 E町内会連合会が2005年から「防災リーダー講習会の中で救命技能講習としてAED講習を受講し、今までに総勢665人の普通救命講習の修了者を育成し」との2015年6月の市長答弁があった。現在の状況と修了者の数を問う。 (4)女性にAEDを使うことについて @女性に対してAEDを使うことをためらう傾向があるようである。多摩府中保健所が公益財団法人日本AED財団の監修で「女性にAEDを使うのをためらわないで」をウェブサイトで公開している。市でも同様の啓発を推進したらいかがか。 A女性の救命技能認定修了者をさらに増やすため、福生市、羽村市、瑞穂町の女性防災リーダーで構成される「福生防災女性の会」に、市から普通救命講習の受講を働きかけたらいかがか。 (5)AEDの耐用期間の管理について @一般財団法人日本救急医療財団の全国AEDマップを検索すると、耐用年数別に表示の色を変えている。「電極PAD(P)とバッテリー(B)」が入力ありの場合、精度A(青色)であるが、市内には「水道事務所」1か所しかない。市は認識しているか。 A厚生労働省のウェブサイトでも「AEDの管理」が求められている。 ア 市所有のAEDの点検担当者はそれぞれの施設ごとに決まっているのか。 イ 一例として、市役所のAEDの点検担当者はどこの部署に所属しているか。 ウ 点検担当者は一般財団法人日本救急医療財団に登録することを認識しているか。 (6)貸出用AEDについて @スポーツ推進課では貸出用のAEDを所有している。 ア 貸出用のAEDの今年度も含めた3年間の貸出回数を問う。 イ 広報はむらなどで、さらに周知をした方が良いと考えるが、いかがか。 2.小・中学校のテストについて (1)文部科学省「全国学力・学習状況調査」について @市は令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について、どのように分析し、総括しているか。 A令和4年度全国学力・学習状況調査が令和4年4月19日に実施されたが、市はどのようなスタンスで臨んだのか。 B数値の競争になってはならないと考える。市の見解を問う。 (2)中学校のテスト形態の見直しについて @2022年11月11日の読売新聞夕刊によると、中学校で中間や期末といった定期テストを見直す動きが進んでいるとのことである。 ア ノートを見てのテストは暗記に頼らないという意味で検討に値すると考えるが、いかがか。 イ 授業ごとに「単元テスト」を繰り返す方式は検討に値すると考えるが、いかがか。 ウ 発表やリポートも合わせて成績を評価する仕組みは現在でも実施しているのか。 エ 市では中間テスト・期末テストの枠組みを見直す考えはないのか。 A論文形式のテストは大学では普通であるが、中学校でも考え方の一部を導入することは可能と考える。研究する価値はあると考えるが、いかがか。 B市内の3つの中学校が同じ問題を解く一斉テストの実施を検討しては、いかがか。 (3)小学校のテスト形態の見直しについて @ゲーム感覚のテスト、例えば、3分で「こう」という漢字を何文字書き出せるかのようなテストを検討したら、いかがか。 A簡単なクロスワードや数独のようなテストを授業の中に取り入れたら、いかがか。 B授業の中で、児童の興味が湧くようなクイズ形式の問題を取り入れ、脳に刺激を与える授業方法は検討に値すると考えるが、いかがか。 (4)外部の資格試験への挑戦について @外部の資格試験、例えば英語検定試験とか漢字検定試験などに積極的に挑戦させる教育を推進したらどうか。 A外部の資格試験は費用が発生するので、公費負担、あるいは公的補助を検討したら、いかがか。 |