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録 画 中 継 |
会 議 の 内 容 |
令和 3年 9月定例会( 9月 7日) 日程第10 一般質問 高田 和登(新緑会)
1.生涯学習教育の充実について
(1)高齢者のデジタル教育について @令和3年6月18日に公表された総務省の報道資料によると、年齢階層別インターネット利用機器でスマートフォンは13歳から59歳までは80%を超えているのに対し、60歳〜69歳で64.4%、70歳〜79歳で35.6%、80歳以上は9.3%と低下している。高齢者のデジタルデバイドについて、市の見解を問う。 A高齢者のデジタルデバイドを解消するために、市はデジタル機器の講習会に積極的に取り組むべきと考える。まず、パソコン教育について質問する。 ア ゆとろぎで活動する団体のため、インターネット回線の増強を図るなどの施策を検討すべきと考えるが、いかがか。 イ シルバー人材センターのパソコン教室の参加者を増やす取り組みを市として実施することを検討すべきと考えるが、いかがか。 ウ オンラインを使ったフレイル予防対策は、高齢者のデジタルデバイドを解消するのに大いに貢献すると考えるが、いかがか。 B同様に市はスマートフォンの講習会にも積極的に取り組むべきと考える。今年6月に市民活動講座として「やさしいスマートフォン体験講座」が実施された。 ア 生涯学習部が主体となって、継続的な講座に発展させることはできないか。 イ この時、携帯電話会社から全面的な協力をいただいたが、継続的な講座に協力をしていただける会社を積極的に探すべきと考えるが、いかがか。 ウ 渋谷区でスマートフォン貸出の実証事業を実施しているが、市でも同様の事業を検討できないか。 (2)羽村シルバー大学の設立について @羽村市民はゆとろぎ、いこいの里、じゅらく苑、シルバー人材センター、はむすぽなど、趣味の講座や運動をする機会に恵まれている。立川市などで実施しているシルバー大学のようにこれらの講座を組織的にまとめ、羽村シルバー大学として開講し、さらに内容の充実を図っていくべきと考えるが、いかがか。 A市が関与して実施している講座を全てポイント制とし、上位者を表彰する制度の導入を検討したらいかがか。 (3)社会人向けの教育の充実について @西多摩地域には大学がないため、羽村に大学を誘致したいが、現実的ではない。市でも大学の先生をお呼びして各種講座を行っており、比較的充実しているが、さらに充実すべきと考えるが、いかがか。 A現在、作成中の生涯学習基本計画の中に、社会人向けの教育の充実を折り込むべきと考えるが、いかがか。 B大学は正規の学生以外でも「課目等履修生」となり、試験などに合格すれば「単位」を取得できる。単位を取ることは本来の目的ではないが、目標にはなる。多くの大学では「課目等履修生」になるためには、入学金が必要であり、ハードルが高い。市は「課目等履修生」に対する補助を検討したら、いかがか。 C広報はむら令和3年1月15日号などで放送大学を周知している。放送大学で学習する市民を増やすため、情報交換のための組織を市の主導で作ることはできないか。 2.防災全般について (1)総合防災訓練について @令和3年9月11日に予定されていた今年の総合防災訓練は令和4年2月頃に延期された。当初の予定では「夜間停電時における複合災害に備えて」がテーマであったが、延期後の総合防災訓練は基本的に同じ内容になるのか。 A総合防災訓練を夜間に実施する目的・意義を問う。 B市では電気自動車を導入しているが、今回の訓練ではどのように活用するのか。 (2)避難所について @市民から、一昨年の台風第19号の風水害での教訓から、羽村市内のホテルと協定を結んでおくべきとの提案があった。検討すべきと考えるが、いかがか。 A避難所には情報収集のためのテレビが必要と考えるが、いかがか。また、スマートフォンからの情報を収集するためWi-Fi環境の整備が必要と考えるが、いかがか。 (3)備蓄品について @令和3年7月13日の読売新聞によると、備蓄用のゼリータイプの栄養ドリンクが発売され、5年間の長期保存が可能である。また、5.5年間保管できる備蓄用の野菜ミックス濃縮ジュースも市販されている。市の備蓄品に追加したら、いかがか。 A停電時、手回し式充電機能付テレビ・ラジオは情報収集で有効と思われる。また、ヘッドライトは両手が使用できるので、市の備蓄品に追加したら、いかがか。 B消費者庁が食品ロス削減のため、日本非常食推進機構に受託して賞味期限を過ぎた備蓄品を活用するモデル事業を開始する。市も注視すべきと考えるが、いかがか。 (4)防災行政無線について @広報はむら令和3年8月15日号と市公式サイトによると、防災行政無線のデジタル化整備工事が市内の子局43局で、すでに開始されている。工事がすべて完了し、アナログからデジタルに変更されるのはいつからか。 A試験放送を除き、防災行政無線の、直近3年間の放送回数を問う。 B防災行政無線を聴き損ねた場合などのために、フリーダイヤルや市役所の内線888があるが、再生されるのは直近の1回だけである。放送回数が多いと複数回の再生が必要と考えるが、いかがか。 C2019年の第5回定例会での私の一般質問での答弁で、「スマートフォンによる防災行政無線放送の受信アプリの導入について検討する」との答弁があったが、具体的な内容を問う。また、運用開始時期を問う。 D「戸別受信機」は市の予算で30台、国から30台の計60台が無償貸与されることで良いか。また、いつから運用を開始するのか。 E「屋外文字表示装置」について ア 小作駅、羽村駅の自由通路に設置される屋外文字表示装置は防災行政無線の内容を繰り返し表示するのか。また、その回数を問う。 イ 表示された後は消灯されて、何も表示されないのか。もし、そうであれば、例えば、はむらんの次の発車時刻を表示するとか、羽村市の行事などの情報を表示するなど有効活用を図るべきと考えるが、いかがか。 |