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録 画 中 継 |
会 議 の 内 容 |
令和 2年 3月定例会( 3月19日) 日程第1 一般質問 石居 尚郎(公明党)
1.羽村市の未来ビジョンは? 2030年、2040年、2050年を見据えて
(1)東京都は昨年末に、「未来の東京戦略ビジョン」と「ゼロエミッション東京戦略」の2つの戦略を発表した。「未来の東京戦略ビジョン」では、「基本戦略」のもとに、「目指す2040年代の姿」を描き、その実現に向け「2030年に向けた戦略」を練り上げ、取り組むとしている。また、「ゼロエミッション東京戦略」では、2050年をCO2排出実質ゼロにするとし、2030年に向けた主要目標を示し、ロードマップをまとめた。これら東京都が発表した戦略に関連して聞く。 @第六次羽村市長期総合計画に描く未来像を、東京都が発表した未来ビジョンとどのように連動させていく考えか。 A羽村市の長期総合計画も、未来の姿から逆算して現在の施策を考える「バックキャスティング」思考を、これまで以上に強調して取り組むべきではないか。 (2)2030年を目標とした国連の持続可能な開発目標、SDGsについて、 @それぞれの事業をSDGsの目線から17のゴールに分類して表示し、政策を展開していく取り組みを長期総合計画に盛り込むべきではないか。 A内閣府は、今後5年間で新たに150都市を「SDGs未来都市」として選定することを決めた。羽村市も「SDGs未来都市」へと早急に取り組んではどうか。 (3)2030年を目指して、第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で合意した地球温暖化防止の国際的な枠組みであるパリ協定について、 @AZEMSプロジェクトを推進している羽村市として、環境先進未来都市を目指してはどうか。 A民間事業者とも連携し、脱プラスチックを宣言する都市となってはどうか。 (4)羽村市第六次長期総合計画策定にあたって以下の点についての考えを聞く。 @西多摩地域広域行政圏との連携を重視した計画とすべきではないか。 A次代を生きる若い世代の意見を尊重した計画とすべきではないか。 B学校教育のビジョンや内容の充実についてどのように考えているか。 Cニプロ株式会社及び関連企業の進出を意識した計画とすべきではないか。 D多摩都市モノレールの延伸を強く推し進める事を明確に示すべきではないか。 E西口土地区画整理事業について市民によりわかりやすい未来像を示すべきではないか。 (5)これまでの長期総合計画はいずれも10年であった。第六次長期総合計画は、日本や世界の潮流を意識して2030年までの8年間としてはどうか。生涯学習基本計画や産業振興計画、水道ビジョンも併せて同じ目標期間とできないか。 2.公益社団法人日本動物園水族館協会(JAZA)ガイドラインに沿った動物公園に (1)日本動物園水族館協会(JAZA)が今年から、飼育施設の大きさや構造などを自主的に規制するガイドラインを設けた。動物福祉の観点からこのガイドラインに沿った今後の市の取り組みについて聞く。 (2)平成29年12月議会で、「40年が経過した獣舎など、今後の改修をどのように考えているか」との質問に対し、「動物の保護や飼育環境の改善を図り、獣舎の改修についても、順次、計画を立てて進めたい」との答弁であった。また平成31年3月の予算審査特別委員会で、「動物公園の獣舎など平成31年度中(令和元年度中)に調査し改修の計画を作る考え」との答弁であった、この2つの答弁の計画は実現できたのか。できていなければ、いつできるのか。 (3)平成25年9月議会で「花と水と童話のまちづくり」と題して、童話コンクールの創設等、童話の動物園としての取り組みを質問した。その際の市長答弁では、「これからも、素朴な中にも温もりがあふれる親しみやすい動物公園を目指していく」との答弁であった。この羽村市動物公園のコンセプトは、今も今後も変わらないのか。またこの基本的かつ統一的な考え方や視点のもと、計画をどのように進めていくのか。 3.「音楽のあるまちづくり」と学校の楽器について (1)来年度より楽器リースの実施を開始すると聞いている。その概要について、 @平成元年度から平成30年度までの5年ごとの楽器購入金額を聞く。 A平成26年3月議会の私の質問に対し、「各学校がリースを希望する楽器を決め、その販売価格にリース料率を乗じた金額を5年間月額払いにより支払う契約となり、リース契約満了後には、楽器は無償譲渡となる」との答弁であった。今回のリース契約も同じ方式と考えてよいか。 Bリース契約の金額と楽器の種類と台数の見積りについて聞く。 (2)各学校の楽器の管理体制について。 @現在、各学校が所有している楽器の保有数について、金管楽器、木管楽器、弦楽器、パーカッションそれぞれについて聞く。 A楽器はたいへん高価な備品である。楽器を学校備品の1種と捉えないで、「楽器備品」として別項目で扱い、管理しやすくすべきではないか。 Bいくつかの学校を訪問し楽器管理を調査したが、適切な管理とは言い難い。長期休業日を活用して全学校の楽器の棚卸しをする必要があるのではないか。各学校同士で吹奏楽部などが楽器を貸し借りし、効果的に共有していると聞く。教育委員会・各学校・音楽担当の学習コーディネーター・教師等が協力して全学校が共有できる楽器管理の新体制を整えることを提案するがいかがか。 |