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録 画 中 継

会 議 の 内 容

平成30年 6月定例会( 6月 8日) 日程第1 一般質問

西川 美佐保(公明党)

1.健康・長寿先進都市と持続可能な医療制度をめざして
 (1)がん対策について
  @がんの三大治療(手術、抗がん剤、放射線治療)を受けた場合、国民健康保険の被保険者の一人当たり平均の医療費の総額はいくらで、そのうち本人負担額はいくらか。
  A代替医療について市は保険者としてどのように認識しているのか。
  Bがんの治療は三大治療(手術、抗がん剤、放射線治療)以外にも、代替医療など他にも選択肢がある。住民の治療の選択肢を広げることや、本人が病気克服に主体的に取り組むことが重要である。そのための「がん教育」を含めた健康教育が必要と思うが、市の考えは。
 (2)生活習慣病の重症化予防について
  生活習慣病の重症化予防はどのような内容を考えているのか。また、腎機能についての重症化予防は考えているのか。
 (3)羽村市国民健康保険データヘルス計画について
  @ジェネリック利用率が平成27年度は62.5%となっているが、年度毎の医療費への効果額は。また、平成30年度は75%を目指しているが、その方法や課題は。
  A50代、60代、70代の年代では特定検診受診者に比べて、未受診者の一人当たり医療費が高くなっているとのことだが、その理由をどのように分析しているのか。
  B1つの病気でいくつもの医療機関を受診する重複頻回受診者への受診指導は、いつからどのくらいの予算規模で、どのような事業を考えているのか。
 (4)健康ポイント制度について
  国は2014年から6つの自治体を対象に大規模な健康ポイント制度の調査を行い、参加した人の1年間の医療費が、一人当たりおよそ4万3000円を抑えたとのことで、効果が明らかになっている。これらを参考に市でも早く取り組むべきではないか。

2.生ごみ減量の促進と特色ある野菜作りについて
 (1)生ごみの減量は目標通り進んでいるのか、近況について伺う。
 (2)市民への啓発
  @生ごみの水切りや生ごみを減らすことが大事である。きっかけづくりとして「水切りに関する商品」を市民に環境セミナーや産業祭等で配布し意識を高める取り組みを行っては。
  A好気性微生物を活用した生ごみ処理機について
   電力を使用して処理する生ごみ処理機に比べ、電力が不要、匂いも出さないので室内で使用でき、量も増えず捨てる必要もない経済的な利点を持つ微生物の生ごみ処理機が微生物等セットで販売されている。生ごみ減量に取り組む家庭に、補助金代わりに購入費に対して(エコ)ポイントを発行してはどうか。
  BAを産業祭等で宣伝できないか。
 (3)農商連携した取組みについて
  一項目めの質問で取り上げたがん等の代替医療の中で、有機栽培での食事療法は重要な柱となっており、医食同源の野菜栽培は今後の産業になり得る。農商が連携し、薬効野菜や有機野菜の栽培、代替農薬(中性電解水)等の活用など研究し、付加価値をつけた特色ある野菜作りを支援したり、そこに野菜の残渣を活用できないか。

3.「ポイント制度」と「地域通貨」と併せた市の活性化を
 (1)羽村にぎわい商品券事業について
  @10年間実施してきた「にぎわい商品券」に対する検証はどう総括しているのか。
  Aこの事業は、商工会との連携で行われてきた事業であるが、今後も続けていくのか。
 (2)ポイント制度と地域通貨について
  @地域通貨について市はどのように考えているのか。
  A全国でも様々な地域通貨が実施されているが、長続きしているのは、多くの人から利用されるものであり、規模や参加団体が大きいほど商店のメリットも大きい。1項目めで質問した「健康ポイント」や2項目めで質問した「エコポイント」、また市の各課の施策でインセンティブを与えたい事業等にポイントをつけ、ポイントが貯まったら、地域通貨を発行し、加盟商店で購入できる制度を考えてはどうか。
  BAを最大限に発揮するために、これまでの商品券事業では参加していなかった、有償ボランティア、職員の期末手当の一部、市内企業のボーナスの一部を地域通貨で1%のプレミアムを付ける等協力して頂くなど、市内の多くの事業がポイントと地域通貨に繋がり、人の動きも活発になるような市の仕組みを商工会中心に調査し、全庁あげて最小の費用で最大の効果のある施策を考える必要があるのではないか。


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