ありがとうございます。
 総論といたしまして、今やっていることを見直すということが、見直すといいますのは継続してやっていく、今後レベルアップしてやっていく、やめていくというところの三つのパターンがあると思うんですが、今やっていることを、いずれにしても今やっていることを見直すということになると思います。
 義務的経費以外の経費であれば、市の判断でやめる、縮小するという政策決定を行えば、その経費に充てていた財源を新たに今後やるべき、やりたい政策を実現するための財源に充てることができます。
 今までやってきたことを見直すことには、市民の皆さんにとって、仮に受け入れがたい選択肢になる場合もあると思いますが、その見返りは新たな政策推進ができると思います。
 10年先、20年先の未来の高砂市の姿を市民とともに描き、市民と約束をしたその理想の姿を実現することと引きかえに、過去の政策決定に基づき、これまで実施されていた行政サービスを見直し、見きわめるということについて、市民の皆さん、行政職員の皆さん、議会の皆さんと意識共有し、未来の安全・安心、豊かな高砂市実現のために対話が重要であると思っております。
 ともに考え、ともに協力し、事にあたるべきだと考えます。その入り口として、対話型の財務シミュレーションソフトの「SIM2030」が活用されるべきではと考えております。市民、行政、議会が三位一体となって、明るい未来あるまち高砂をともにつくれれば幸いと考えております。
 以上でありますが、この前、政策審議会行ったときに、市の職員の方でグラフィックレコーディングがスキルとしてお持ちの方がいらっしゃいましたので、その方には、ぜひとも参加をいただいて、何とか「SIM2030」の実現をご検討いただければというふうに思います。
 これで、私の一般質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。