南目垣・東野々宮地区におけます都市的土地利用についてでございますが、まず、事業の進捗状況について、昨年2月に土地区画整理準備組合が設立されまして、5月に物流施設の開発、運営を行う日本GLPと、商業事業者のLIXILビバを進出企業の核に選定されております。さらに9月には竹中土木を一括業務代行予定者として決定し、事業実施に向けての準備を進められております。また、市街化区域編入などの都市計画決定に向け、関係機関と協議を進めているところでございます。
 次に、権利者の意向についてでございます。
 当該地区におきましては、これまで3回、地権者への意向調査を行っております。平成25年は2回実施し、それぞれとも十三高槻線北側と南側を合わせて、都市的土地利用の意向がおおむね60%でございました。平成27年の調査では、都市的土地利用の意向が十三高槻線の北側では、おおむね40%、南側では、おおむね85%でございました。また、平成28年には現予定区域であります南側において、区画整理事業に賛同する仮同意書を90%以上取得しております。
 現在、準備組合は、土地利用計画の確定に向け、個別相談会の開催や戸別訪問を実施するなど、賃貸、売却、農地利用など、区画整理後の土地利用の意向把握を行っているところでございます。
 なお、農業の継続を希望される方には営農環境に配慮し、農地ゾーンに集約換地される予定でございます。
 周辺住民の方への周知についてでございますが、市といたしましてはホームページを活用いたしまして、事業の進捗状況などを適宜、情報提供しております。今後、関連する都市計画手続の中で、説明会や図書の縦覧などの機会があり、その他事業の進捗に応じて必要な対応を図ってまいります。
 また、準備組合におきましても地元住民の皆様に対して事業進捗などを周知されていると聞いております。