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令和 3年第4回定例会(第2日12月 7日)
一般質問玉川 雅彦
1 東広島市環境先進都市ビジョン行動計画について
(1) 本市における東広島環境問題への取組の必要性・重要性について
東広島では、平成27年3月に「環境」をキーワードとしたまちづくりを進めていくための、長期的なビジョンである「東広島市環境先進都市ビジョン」を策定、平成28年7月には、ビジョンに掲げた重点施策を横断的にバランスよく、力強く推進することを目的に、「東広島市環境先進都市ビジョン行動計画」を策定、各種施策に取り組んできたが、東広島市を取り巻く環境の変遷や第一期行動計画の成果と検証を踏まえ、重要な課題と認識し、課題それぞれに対する対応方針を設定した。
ア 脱炭素化の推進の内、 再生可能エネルギーの導入推進について、令和2年2月28日に設立された東広島スマートエネルギー株式会社は、環境をキーワードに持続的な社会の構築を目指す「東広島市環境先進都市ビジョン」を実現するため、東広島市と県内企業・団体が設立した地域新電力会社である。再生可能エネルギーなどの環境負荷の少ない電力の利用を推進し、市の施設に低炭素な創エネ・省エネ設備などの環境に配慮した設備を導入することにより、市域から排出される温室効果ガスを削減すると言われているが、設立から一年が過ぎた今、進捗状況を伺う。
イ 市内の再生可能エネルギーの買電について、市内の固定価格買取制度の買取期限後の再生可能エネルギー等を購入し、市有施設へ供給するとのことだが、現段階で市内での再生可能エネルギーの購入はどのくらいあるのか伺う。
ウ 東広島市で初となるESCO事業による安芸津学校給食センターの空調及びボイラー設備改修が、令和3年1月31日に竣工し、2月1日から稼働した。ESCO事業とは、設備の高効率化を図り、光熱費の削減を進めていく事業のことで、本事業は、市が出資して設立した地域電力会社である東広島スマートエネルギー株式会社が、設備を導入・整備し、設備の利用にあたって市が利用料金を支払う。この事業において、本市として今後どの様に展開していこうとしているのか伺う。