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令和 6年12月定例会(12月 5日) 日程第2 一般質問
中島 康二(クラブみらい)
1 犯罪のない安心して暮らせるまちづくりについて本市の第6次廿日市市総合計画後期基本計画(令和3年度から令和7年度)の重点施策「安全で安心なまちをつくる」の施策方針として、「犯罪のない安心して暮らせるまちづくり」が掲げられ、市では様々な事業に取り組んでいる。昨今、首都圏中心に広域強盗事件が相次いでいるが、今後は本市など地方都市への波及が心配される。一連の事件では、実行役は交流サイト(SNS)で合法的に高額を稼げるとうたう「ホワイト案件」という言葉につられて応募し、個人情報を伝えた途端、一転して強盗をするよう脅す手口だとされ、それらには仲介者や指示役がいると言われている。10月には、お隣の山口県光市で、関東の中高生3人が強盗に入ろうとして逮捕されている。また、令和5年度まちづくり市民アンケート調査結果報告書からは、身近なところで犯罪(窃盗、傷害、特殊詐欺など)に遭う不安を市民の46.3%の人たちが感じており、令和2年度から約5%増加している。本市でも2004年に自宅で女子高校生が殺害される、二度と起きてはならない大変悲しい事件が発生している。今年に入り、広島のある警備保障会社では防犯カメラの設置工事に関する問い合わせ件数が、昨年の2.5倍以上に増えているとの事である。それらを踏まえて、ハード・ソフト面での対策を含め、犯罪の起きにくい住まいやまちづくりについて、次の質問を行う。
(1)本市における犯罪等の推移や現状について
(2)防犯設備等の対策として、録画機能付ドアホンやセンサーライト、防犯カメラ等の補助金交付制度の導入について
(3)防犯活動等の対策として、関係団体や各組織との情報共有及び連携等について
2 JR大野浦駅周辺(南側)土地の利活用について
JR大野浦駅周辺の整備は2018年春に完了し、南北の駅前周辺のイメージが一新され、最近では駅前北側に新しく住宅地が整備されて新築も増えている状況にある。一方、駅前南側の周辺は資材置場等があり好立地を有効に活用しているとは思えない状況である。本件については、2020年9月議会の一般質問「大野西地域の整備活性化について」の中で質問しているが、その時の答弁は「令和4年度予定の広島圏都市計画総合見直しに向けて、用途地域の見直しや容積率の緩和等を検討し、近隣商業地域等の指定を考えている。」と述べられている。その後の進捗状況を含め、JR大野浦駅を中心とした地域の活性化に向けた行政支援等について、次の点を問う。
(1)駅前南側の周辺における土地の利活用(商業・業務系)の進捗状況について
(2)駅を中心とした地域のまちづくりへの行政支援等について