廿日市市議会インターネット議会中継
トップ >> 録画映像
過去の本会議の録画映像を御覧いただけます。

令和 3年 3月定例会( 2月19日)  日程第2 一般質問
荻村 文規(クラブ進風)
1 新型コロナウイルスワクチン接種、十二分にリスクも開示し市民の命を守る実施を求める
今回の新型コロナワクチンは各国が製薬メーカーに対して、副反応(副作用)で健康被害が起きた場合も損害賠償に応じる必要はないとする免責事項を与え、通常7年から10年はかかるとされるワクチン開発を1年足らずで実現させている。多くの専門家は超短期で開発され、かつこれまでにない、ウイルスの遺伝情報を使うこのワクチンに対して予期しない健康被害を生じる恐れがあると警鐘をならしている。ワクチンのベネフィット(利益)は当然認めるがリスクや不利益を生じる可能性があることを十二分に告知した上で、強制でない接種の判断を市民に求める必要がある。そこで次の点について問う。
 (1)令和2年12月25日付の厚生科学審議会(予防接種・ワ クチン分科会副反応検討部会)の資料によると、予防接種はまん延予防上、緊急の必要があると認める時で、実施主体は市町村とある。予防接種実施の判断は当然国であるが、市も国と同じように緊急で接種する必要があるとの認識でよろしいか。
 (2)大阪府吹田市は2月1日付で市ホームページに、新型コロナウイルスワクチン接種についてというコーナーを作り、接種は強制ではなく、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意思で接種を受けていただきます、と非常にわかりやすく記載して注意喚起を促している。本市も同様にホームページでの告知やメール、広報紙等の紙媒体での告知、そして場合によっては特に高齢者に宣伝効果の高い防災行政無線を使い効果と副反応について、くどいくらい何度も注意喚起をすべきと考えるがいかがか。
 (3)新型コロナウイルスワクチン接種により、まれに複数の臓器や全身にアレルギー症状がおき、場合によれば命を脅かす危険のある、アナフィラキシーショックが報告されている。集団接種会場でのアナフィラキシーショックを含む副反応に対する対応はいかにするのか。
 (4)ワクチン接種の前に、免疫力を高め、かかりにくく、かかっても重症化しにくい身体作りを、運動や食事、住環境などの観点からもっと積極的に広報し実践すべきではないか。
 (5)厚生労働省は、ワクチン接種は強制ではないと明言しているが、過剰なテレビ報道などにより、接種が強制であると思い込む市民がおり、接種していないことによる差別や不利益をこうむる可能性も否めない。これに対する市の対応策を問う。
トップページに戻る
前のページに戻る
ページトップへ