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令和 3年 3月定例会( 2月18日) 日程第2 一般質問
角田 俊司(クラブ進風)
1 武漢ウイルスについて(1)今年1月26日でコロナ感染者数は1億人を超えた。日本は欧米に比べ、感染者数・死亡者数共に低く抑えられているとはいえ、PCR検査やワクチン接種の問題点、医療崩壊への対策、特措法や感染症法の改正による影響、及び、様々な企業や店舗に対する景気回復策など、課題は山積みである。案件は国や県の方針に準拠するものではあるが、課題の多くは、市の主体性を問われるものとなる。市としての考え方や方針について問う。
2 経済について
(1)麻生太郎氏は平成24年の講演で、『国は、いよいよになって、金がなくなったらどうすりゃいいか。簡単ですよ。刷ればいい。簡単だろ?(政府の借金は)全て円建て。だから円で刷って返せばいい。もちろん、その時になりゃ円が大量に発行されるから、デフレからインフレに変わりますよ。そりゃ間違いないだろう。でも、今はデフレなんだから。(国民が)お金を使ってくれるようになるには、今は何といってもここは、財政出動ですよ』と正論発言。しかし、財務担当大臣になってからは、何故か180度転換した発言が多い。テレビでは、『一律10万円の給付金。借金大国の日本。国の借金は当然、国民が消費税増税などで返さなくてはならない』と、池上彰氏は相変わらずの発言。「国の借金1,053兆円、国民一人当たり830万円の借金」などという虚偽と同じもの。財務省は、コロナ禍でのこれ以上の国債発行は、近未来の財政破綻につながるとして、未だにデフレ状態にある日本を奈落の不況へと導こうとしている。これからは、MMT(現代貨幣理論)で述べられているように、地方自治体においても正確なデーターに裏付けられた正しい経済認識が必要と考えるが、それについて問う。