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平成28年 12月定例会(12月 7日) 日程第2 一般質問
林 忠正(成蹊会)
1 9月定例会中の決算審議による次年度予算編成方針への反映について
 (1)今年度も平成27年度一般会計歳入歳出決算等17会計を認定する為の議案が9月定例会の最終日に上程され、閉会中の決算特別委員会へ付託され、12月定例会の初日に審議内容の報告、認定の段取りとなっている。これでは10月に出される次年度予算編成方針に決算審議内容が反映されず、決算審議が充分生かされない。決算書類そのものは9月21日に提出されているので、2週間前倒し出来れば、9月定例会開催の為の議会運営委員会に間に合う。これまで何度も一般質問で取り上げているが、5月の出納閉鎖からの作業、監査等で困難であるとの答弁である。県内では三次市、庄原市、安芸高田市、府中市に加え、中核都市である呉市も9月定例会中に決算審議を実施している。呉市の場合、会期中の9月16日に追加議案として決算認定議案が上程され、9月20日から9月28日で決算審議をして9月29日の最終日に決算認定している。決算書類作成の効率化、呉市のように会期中の追加議案、質疑の事前通告制の見直し等で9月定例会中の決算審議が出来ると思われるが、市の考えを問う。

2 空き家バンクの運営について
 (1)11月2日に地方が元気になる勉強会空き家対策in尾道に参加した。尾道は江戸時代北前船の寄港地で栄え、特に千光寺海側斜面には結構の邸宅等が構えられていた。しかし、近年では坂と路地で廃墟となりかかっていたが、このロケーションに魅せられたNPO理事長が若者を巻き込みながら再生に取り組み、尾道市からこの地区の空き家バンクの運営を委託されるまでになり、若者定住も結構な実績がある。11月9日の中国新聞の広島県への移住に関心のある関東・関西圏の住民へのウェブアンケートでは「広島県移住 自然を重視」、「利便性高い沿岸部人気」となっており、特定市町選択では広島市22.7%、尾道市7.9%、福山市5.5%、呉市3.9%、廿日市市1.8%などとなっている。また、11月10日には会派視察で有楽町のひろしま暮らしサポートセンターを訪れ、相談市町の順位を尋ねると広島市、尾道市となっており、人が見える関係が強いし、雇用と住まいのセットが強いと言われていた。尾道市がこのように認知されているのはNPO法人の活動が受け入れられている為と思われる。改めて、本市も自然環境や交通の利便性もあり、県内でも住みやすさNo1と言われており、シティープロモーション活動も頑張ってはいるが、加えて空き家の維持管理、再生と空き家バンクを関連づけた活動が効果的と思われるが、市の考えを問う。

3 観光振興基本計画の推進体制について
 (1)本市も平成15年、平成17年の平成の大合併で5市町村が合併しており、諸団体も合併して1つになっているものもあるが、そのままになっているものもある。この中で観光協会ははつかいち観光協会と宮島観光協会体制となっている。確かに宮島に観光客が400万人来られている状況は考慮する必要があるが、一方で、400万人の観光客を廿日市市全域に波及させる為、新しくできる宮島口観光ターミナルを結節点とした施策を観光振興基本計画で展開しようとしている。このような状況を考慮すると廿日市市全域を意識した宮島の在り方、宮島口の在り方を考えた時、重要なパートナーである観光協会は1本化になって、宮島は支部として宮島に照準を合わせた振興策を展開する体制が望ましいと思われるが、市の考えを問う。

4 公共下水道地御前1号幹線沿いの面整備について
公共下水道1号幹線が平成30年に宮島口到達を目指して整備が進められ、現在、阿品地区まで伸びているが、次の点について市の考えを問う。
 (1)沿線の地御前地区計画区域の面整備状況はどうか。特に桃山地区の整備時期はどうか。
 (2)沿線の阿品地区計画区域の団地の接続、面整備時期はどうか。
 (3)地御前地区の地御前北や田屋地区、阿品地区の阿品2丁目など計画区域外の計画区域への編入はどのようになるのか。
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