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平成28年 6月定例会( 6月16日) 日程第2 一般質問
中島 康二(クラブみらい)
1 ASTCアジアトライアスロン選手権の成果等についてリオ・オリンピック・パラリンピック予選を兼ねたASTCアジアトライアスロン選手権は、4月29日から3日間晴天にも恵まれ開催された。概ね1000人の選手と大会役員に多くのボランティア、そして市民をはじめとする多数の応援や観客も駆けつけて、大会会場近辺を中心に大変に盛り上がり、無事に大会を終える事ができた。そこで次の事項について問う。
(1) 本大会を終えて約1ヶ月余り経過したが、大会を振り返り成果や所感等について問う。
(2) 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地の誘致やホストタウン構想に応募すると伺っているが、キャンプ地誘致へのアドバンテージと成り得るか問う。
(3) 7月3日に開催される第10回はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会は、嚴島神社世界遺産登録20周年事業も兼ねるとあるが、具体的な内容について問う。
(4) トライアスロン競技は、近年非常に盛んになっているものの、スポーツ種目の中では、まだまだ競技人口は少ない。また、競技内容から大会運営に多額の費用や大勢の役員を必要とする。大会を支える三大要素は「観客」「メディア」そして「スポンサー」と言われているが、そこで、今後のトライアスロン大会に関して、市として支援の有り方等について問う。
2 鳴川・八坂及び松ケ原・渡ノ瀬地区の生活環境の向上について
本市沿岸部西端の鳴川・八坂地区(大野10区)は、大竹市に隣接している。また、松ケ原・渡ノ瀬地区(大野11区)は、大竹市玖波の北側に位置し、大竹市の中に飛び地として約70世帯が生活している。両地区共、地理的な関係からか日常の生活圏としては、大竹市内の店舗や施設を利用する事が多い地域となっているが、そこで次の事について問う。
(1) 鳴川・八坂地区においては、公共下水道(汚水)整備が喫緊の重要課題とされている。八坂地区のサンランド団地では、市の助言や指導を受けながら今年の1月には「サンランド浄化槽管理組合」を立ち上げた。そして管理組合には、団地住 人(居住者)全世帯に当たる240世帯が加入し、4月から運用を始め公共下水道への接続に向けて着実に準備を図っている。一方、鳴川・八坂地区のサンランド団地以外の居住者からは、公共下水道整備時期によっては、合併浄化槽を早く設置したいとの声も出ている。そこで、当該地区の公共下水道整備の考え方や整備時期等について問う。
(2) 松ケ原地区の居住者の70%以上の方は、行政区としては大竹市である。しかし、地区の自治会は行政区の違いには関係なく、昔と同様に行事等は一緒に和やかに行われている。昨年10月、大竹市から松ケ原地区住民対象に「大竹・栗谷線バスについて考える座談会」が、松ケ原集会所で開催されている。本市においては、今年3月に「廿日市市地域公共交通網形成計画」が作成され、公共交通の現状や課題及び計画等について報告されている。それらを踏まえて、松ケ原・渡ノ瀬地区の公共交通のあり方について、本市はどう考えているか問う。