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平成24年 9月定例会( 9月14日) 日程第2 一般質問
荻村 文規(クラブ進風)
1 投票率向上について直近に行われた廿日市市長選挙及び廿日市市議会議員補欠選挙はそれぞれ36.43%、36.42%と過去最低の投票率であった。市内有権者の約3分の1しか投票の意思を示さない異常な事態とも言うべきである。その原因は立候補者自身や社会状況、選挙制度とさまざまなことが考えられる。そこで市選挙管理委員会の取り組みについて次の点を問う。
(1)これまでの選挙でどのような手段を講じて投票を促したり、選挙への啓発活動をしてきたのか。
(2)島根県松江市は今年8月23日に20代から30代の若年層の投票率向上のため、次回選挙から市内のショッピングセンターに期日前投票所を設置すると発表した。このようにショッピングセンターやJA、郵便局など人が多く集まる場所に期日前投票所を設置して投票を促す試みを本市でも積極的に行うべきと考えるがどうか。
(3)誰が立候補しているかや、政策や思いで投票しようにも判断の材料がないとの声もよく聞く。選挙はがきと選挙公報がばらばらで届くのではなく、それぞれを同時に送付できればより意識を選挙に向けさせ、的確な判断材料の提供になり投票率の向上にも一役買うことになると考えるがどうか。
2 宮島口周辺整備等について
我がまちの「顔」とも言える世界文化遺産「安芸の宮島」の玄関口である宮島口周辺は、慢性的な渋滞や駐車場不足、老朽化した駅舎など改善すべき点は多々あるが、平成30年初頭の完成を目途に周辺整備を目指していると聞いている。一方で同じ宮島口にある宮島競艇場の改修及び事業改善については余り聞こえてこない。そこで次の点について問う。
(1)世界文化遺産「安芸の宮島」の玄関口である宮島口周辺整備と宮島競艇場の改修等については、景観や機能面、観光への効果等、総合的かつ複合的に勘案して検討し、実施していくべきと考えるがどうか。