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平成23年 9月定例会( 9月14日) 日程第2 一般質問
大畑 美紀(日本共産党市議団)
1 鳥獣被害対策の強化について
鳥獣被害が、今年は更に深刻になっている。次の点を問う。
 (1)昨年の12月議会の一般質問でも鳥獣被害対策の強化を求めたが、生息調査、捕獲資格者の育成、防護さく等の設置支援の拡充、研修・講習会の実施、耕作放棄地対策や森林整備の強化等の取り組みを進めたいとの答弁であった。国・県の支援も含め、取り組みが弱いように見える。対策強化を求め、昨年来の取り組み状況、成果、課題について問う。
 (2)広島県全体で対策をとれるように、県に要請すべきだがどうか。
 (3) 中山間地では、住む当てがなく放置された空き家とその周辺が荒れ、鳥獣の隠れ場所になり、被害を増大させている。実態調査し、市が責任を持って、所有者へ連絡、指導をすべきだがどうか。また、空き家の処分に関する条例の必要性の検討もすべきではないか。

2 指定管理者制度の現状と見直しについて
指定管理者制度に関して、昨年12月に総務省通知「指定管理者制度の運用について」が出された。片山総務相(当時)は、記者会見で「指定管理者制度の一番のねらいは行政サービスの質の向上にある。(中略)ところがアウトソースすることによって、コストをいかにカットするかに力点が置かれてきた印象を持っている。」「本来指定管理になじまない施設についてまで、指定管理の波が押し寄せ現れてしまっている。」「当の自治体が、自らアウトソースを通じて官製ワーキングプアを大量に作ってしまった。その自覚と反省は必要と思う。」などと述べている。本市においても、指定管理者制度の見直しが必要と考え、次の点を問う。
 (1)指定管理者制度に関して、昨年12月に総務省通知「指定管理者制度の運用について」が出された。片山総務相(当時)は、記者会見で「指定管理者制度の一番のねらいは行政サービスの質の向上にある。(中略)ところがアウトソースすることによって、コストをいかにカットするかに力点が置かれてきた印象を持っている。」「本来指定管理になじまない施設についてまで、指定管理の波が押し寄せ現れてしまっている。」「当の自治体が、自らアウトソースを通じて官製ワーキングプアを大量に作ってしまった。その自覚と反省は必要と思う。」などと述べている。本市においても、指定管理者制度の見直しが必要と考え、次の点を問う。
 (2)これまでに、モニタリングや連絡調整会議で明らかになった課題にはどんなものがあるか。指定管理者が、低い管理委託費によりコストダウンを迫られ、非正規雇用を増やす、解雇を行う、サービス低下になった、等の例はないか。また、地元優良事業者が管理者になるのが望ましいが、このままでは、いずれ、全国展開する大手企業しか、指定管理者になれない事態になるのではないか。

3 子どもの医療費補助(無料化)を中学校卒業まで拡大することについて
 (1)本市は、他自治体に先駆けて、乳幼児医療費の6歳までの無料化を行い、市民に大変喜ばれた。しかし、今では、小学校卒業まで、中学校卒業まで、高校卒業までと、対象年齢を引き上げて実施する自治体が多くなり、本市でも、対象年齢の引上げを望む声が強い。医療を受ける権利保障と子育て応援のため、子どもの医療費無料の対象を中学校卒業まで引き上げるべきだがどうか。
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