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録 画 中 継 |
会 議 の 内 容 |
令和元年12月定例会(12月 3日) 日程第3 一般質問 高田 和登(つながる力)
1.台風19号の課題と教訓について
(1)市の対応について @「令和元年台風19号羽村市の対応記録【速報版】(令和元年10月15日現在)」が市議会議員に配布され、市の公式サイトにも掲載された。「【第二版】(令和元年11月8日現在)」が、11月15日に市議会議員に配布された。【速報版】と【第二版】の主な変更点を問う。 (2)避難所について 第二版によると、避難所は応援協定による避難所も含め、市内14カ所に開設され、避難者は438世帯、1133名とのことである。 @避難所を運営する上で多くの課題と教訓があったと思うが、主要な項目を問う。 A避難所運営マニュアルは利活用されたか。 B様々な避難所シミュレーションを学習した市職員も多いと思うが、その知識・経験は利活用されたか。 C避難者の中には福祉避難所の方が適切と思われる方もいたと思われるが、福祉避難所を開設しなかった理由を問う。 D自動車で避難する方などもいたが、校庭などを駐車場として開放した事例はあったか。 E避難所に関する反省点を地域防災計画に活かすべきと考えるが、いかがか。 (3)土砂災害警戒情報について @土砂災害警戒情報が10月12日午前12時57分に発令され、防災行政無線などで市民に周知された。羽村市全域とも理解できる表現であったが、ハザートマップの土砂災害警戒区域・特別警戒区域にお住まいの方に限定した表現にすべきと考えるが、いかがか。 A土砂災害警戒情報は、第二版によると13日午前3時50分に解除されたようであるが、防災行政無線などでの市民への周知はなかったようである。解除も発令と同様に周知すべきと考えるが、いかがか。 (4)多摩川氾濫発生情報 @第二版によると、多摩川氾濫発生情報が12日午後10時20分に発令されているが、市民には周知していない。第二版によると、多摩川氾濫については「注意」「警戒」「危険」「発生」の情報があり、その定義は羽村市地域防災計画に掲載されているのかを問う。 A多摩川氾濫発生情報を市民に周知しなかったのは、羽村市域で多摩川が氾濫していない以上、結果として正しい判断であったと思うが、羽村市域で多摩川の氾濫に関する情報はどのように把握していたのかを問う。 B青梅市の調布橋ではなく、羽村市域での多摩川の水位を計測する体制になっているのかを問う。 (5)宮の下運動公園について @いつから供用が再開できる予定か。 A復旧に係る経費の概算と、その財源の捻出について問う。 B復旧工事は単なる原状復帰なのか、それとも新しい計画を検討しているのか。 (6)情報の発信について 台風19号に関する市からの情報は「防災行政無線」「羽村市メール配信サービス」「市公式サイト」「ツイッター」で発信された。 @「羽村市メール配信サービス」「ツイッター」の現在と台風19号接近前(9月頃)の登録者数を問う。 A「市公式サイト」「ツイッター」の年間の平均アクセス数と10月の台風19号接近時の最大アクセス数を問う。 B報道によると、アクセスが集中して、公式サイトにつながりにくくなった自治体が東京都で28にも上ったようである。その場合、「災害時モード」という簡易な公式サイトに切り替えたようであるが、市のアクセス集中対応策について問う。 (7)他の自治体への救援について 台風15号による被害では袖ケ浦市に支援物資を搬送した。災害時相互応援協定締結自治体として、良いことをしたと考える。 @台風19号では奥多摩町に給水支援を行った。これも良いことと考えるが、3日間の給水支援だけでなく、もっと支援をすべきであったと考えるが、いかがか。 A奥多摩町だけでなく災害時相互応援協定締結自治体の青梅市、あきる野市、日の出町なども被害が大きく、支援をすべきであったと考えるが、いかがか。 (8)気象観測装置について @気象観測装置「ポテカ」を今年6月に市役所屋上に設置した。第二版の気象情報にも使用されている通り、大いに利活用されたと考えるが、いかがか。 A気象観測装置「ポテカ」を増設すべきと考えるが、いかがか。 (9)防災行政無線について @防災行政無線は雨戸や窓を閉め切った状態では、多くの市民が聞き取れなかった。フリーダイヤルや市役所内線888はつながりにくい状況にはならなかったのか。 A2017年3月議会で防災行政無線のデジタル化と戸別受信機について一般質問したが、その後の進捗状況を問う。 2.学校図書館・図書館の連携について (1)学校図書館システムについて @学校図書館の蔵書数を小学校と中学校に分けて問う。 A「はむらの教育」令和元年11月1日号に「図書館と小学校の連携」という特集があった。学校図書館の端末から検索した図書館蔵書の貸し出しを希望する場合の手続きを問う。 B一般市民が許可を受けた上で、学校図書館システムにアクセスして、学校図書館の蔵書を検索することはできるのかを問う。 C学校図書館システムが導入されていない中学校3校の学校図書館司書は他の中学校の蔵書検索を希望する場合、どのようにしているのかを問う。 D学校図書館システムは、現在は小学校だけであるが、中学校の図書室に拡大すべきと考えるが、いかがか。 (2)図書館と地域住民との連携について @総務委員会で岐阜県山県市の桜尾小学校を訪問し、地域住民に学校図書館を開放する取組みを視察してきた。羽村市でも、小学校や学校図書館に関心のある地域住民に限定して登録し、小学校の開校時間中に学校図書館の本を貸し出せる制度を検討したらいかがか。 A中学校の蔵書貸出管理に桜尾小学校で利用していた「リブライズ」という学校図書蔵書貸出管理システムを研究してみたらいかがか。 (3)児童館・保健センターとの連携について @市内の3つの児童館や、保健センターにも絵本等の蔵書がある。図書館のシステムに組み込んで管理することを検討したらいかがか。 (4)図書館システムについて @図書館と小作台図書室、3つの分室のそれぞれの蔵書数を問う。 A11月1日からリニューアルした図書館システムの改善点を問う。 B返却事前お知らせメールは利用者からの登録申し込みが必要であるが、初期設定で登録し、不要な利用者は解除できるシステムに変更すべきと考えるが、いかがか。 (5)民間との連携について @近隣では青梅市・昭島市が図書館の指定管理者制度を導入したが、羽村市では検討しているのか。 (6)図書館資料の宅配サービスについて @体の不自由な方や高齢者で図書館に来ることが困難な方を対象に、無料で図書館資料を宅配するサービスがある。多くの市民は知らないと考える。広報等で周知すべきと考えるが、いかがか。 Aもっと、より多くの方を対象に、宅配サービスを検討したらいかがか。 |