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録 画 中 継

会 議 の 内 容

令和元年 9月定例会( 9月 3日) 日程第10 一般質問

高田 和登(つながる力)

1.芸術文化のあるまちづくりについて
 (1)並木恒延氏の漆芸展について
  @本年4月に「はむら市民ギャラリー運営委員会」の主催、市教育委員会の後援で「並木恒延うるし画展」がさくらモールで開催された。市として周知はしたか。
  A羽村市在住で日本を代表する漆芸作家である並木恒延氏が日本芸術院賞を天皇陛下から授与されたことを広報はむらなどで特集を組んで、市民に周知したらいかがか。
  B市の主催による並木恒延氏の個展とギャラリートーク(講演会)は公民館時代を含め、「ゆとろぎ」で複数回実施されている。日本芸術院賞の受賞を記念し、改めて、受賞作品「月出ずる」を含む個展と講演会を、市の主催で開催したらいかがか。
  C生涯学習の一環として、市内の施設に常設の並木恒延漆芸コーナーを設け、作品を適宜交換しながら、市民がいつでも漆芸を鑑賞できる場所があると良いと考えるが、いかがか。
  D市民公募展を開催し、「並木恒延賞」を創設し、市民の芸術文化に対するモチベーションを向上させたら、いかがか。
  E羽村市名誉市民の制度を創設し、並木恒延氏を最初の名誉市民にすることを検討したら、いかがか。
 (2)小・中学生の感性向上について
  @ゆとろぎで毎年開催されている「アートin はむら展」の中で、市内小学校4年生の鑑賞教室が実施されている。再度、中学校1・2年生も対象としてはいかがか。
  A児童・生徒の校外学習の一環として、近隣の青梅市立美術館、玉堂美術館や他市に存在する美術館などへの見学を検討してはどうか。
 (3)大学や企業等との連携について
  @本年7月から8月にかけて「アートを遊ぶみんなの展覧会」が武蔵野美術大学の協力で開催された。来年も大学の協力を得て、開催したらどうか。
  Aゆとろぎ市民講座「美術鑑賞のすすめ 美術館の視点からアートを学ぼう!」に参加した。2日目に訪問した「たましん歴史・美術館」は「たましん地域文化財団」が運営しており、地域の芸術文化活動に理解がある。市として様々な事業のコラボレーションを検討してはどうか。
 (4)芸術文化の振興について
  @羽村市文化協会を中心に、多様な団体やサークルが市の文化芸術活動を支えている。これらの団体への支援をどのように考えているか。
  Aゆとろぎ美術館など「市民の会」の活動をさらに活性化すべきと考えるがいかがか。
  B「はむら市民ギャラリー」の活動を支える仕組み作りが必要と考えるが、いかがか。
  C市内には多くの芸術家が在住し、活動している。市の主催で個展を開催するなどして、芸術文化のあるまちづくりをさらに推進したらいかがか。

2.備蓄品の充実について
 (1)市内の備蓄倉庫について
  @市内3ヶ所の東部地域・中央地域・西部地域の備蓄倉庫、避難所備蓄倉庫、防災資器材倉庫の棚卸はどの程度の頻度で、誰が実施しているのか。
  A市の災害用備蓄状況は市の公式サイトで公開されているが、どの倉庫に何がいくつあるかの記載がない。保管場所ごとの備蓄品リストを公開したらいかがか。
  B市の災害用備蓄状況には福祉避難所の備蓄状況も含まれている。しかし、「防災マップはむら」にも「羽村市地域防災計画」にも福祉避難所の備蓄についての記載はない。理由を問う。
 (2)水電池式ランタンについて
  @小中学校・福祉避難所の備蓄状況によると、LEDランタンは65台あるが、市内3か所の大きな備蓄倉庫にはない。理由を問う。
  ALEDランタンの電池はランタンとは別に、備蓄していると思われる。電池は寿命や液漏れで、年間、おおよそ何個廃棄されているのか、また、電池の管理は誰か、どのような点検をしているのか。
  B瑞穂町では、水だけで発電する「水電池式ランタン」を100個備蓄している。「水電池式ランタン」は未使用状態で約10年間保管でき、使用後もオン・オフが可能で約360時間発光する。使用済の水電池は可燃物として廃棄できるなどのメリットがあり、管理の手間を削減できる。羽村市でも備蓄を検討すべきと考えるがいかがか。
 (3)乳児用液体ミルクについて
  @市には粉ミルクの備蓄はあるのか。
  A厚生労働省の省令改正で国内での液体ミルクが解禁され、渋川市、箕面市、厚木市などが液体ミルクの備蓄を開始した。羽村市でも備蓄を検討したらどうか。
  B液体ミルクは消費期限が6か月〜1年間と防災備蓄品としては短期間である。希望する保育園への寄託備蓄をローリングストック方式などで検討したらどうか。     


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