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録 画 中 継

会 議 の 内 容

平成31年 3月定例会( 2月27日) 日程第10 一般質問

小宮 國暉(新しい風)

1.明日の羽村を築くため羽村駅西口周辺の活性化に向けて
 (1)西口土地権利者の会などから、以下の意見要望が出ている。市はどのように認識し、土地権利者の会に回答しているか。
  @羽村駅西口土地区画整理事業の今後の行方
   ア 当該事業の実施にあたっては、都市計画道路3・4・12号線の早期開通を目指し、計画的に整備を進めていくべきと考えるがいかがか。
   イ 駅前周辺は、市の玄関口として、また、商業活性化を踏まえる中で、身近な生活圏における日常生活の利便性やコミュニケーションの場として、極めて重要な場であることから、駅前広場及び都市計画道路3・4・13号線(駅前広場から新奥多摩街道までの間)については、可能な限り優先して整備を進めていくべきと考えるがいかがか。
   ウ 区画整理事業のために、市が購入した土地は現在有効活用が図られているか。
   エ 幹線道路や区画道路等の整備にあたっては、福祉に配慮した道路整備として、電線の地中化や横断歩道等のフラット化、歩車分離、生活道路への通過車両の流入を抑制し、だれもが安全に通行できる道路づくりを推進していくべきと考えるがいかがか。
   オ 本町会館の建て替えに際しては、関係町内会とも協議のうえ、会館機能の充実や将来の換地において隣接する公園用地との一体的な利用など、今後の会館運営の在り方を踏まえる中で、地域ニーズに応えた施設整備を進めていくべきと考えるがいかがか。
  A建物の移転、補償及び工事等について
   ア 現在、事業の実施にあたっては、説明会の開催や情報紙「まちなみ」により周知いただいていますが、事業内容の詳細については、関係権利者の共通理解を図った上で進める必要があります。次に掲げる事項について、施工エリア(地区)内及び隣接の権利者等を対象に事前説明会の開催を行うべきと考えるがいかがか。
   ・建物等の移転・補償に関すること。
   ・区画道路等の整備に関すること。
   ・用途地域や地区計画に関すること。
   ・その他事業実施に必要な事項に関すること。
   イ 現位置換地や仮換地先への曳家移転に伴い、建築時には適法に建築された建物が、都市計画法の改正や「羽村駅西口地区 地区計画」の条例制定により適合しなくなる場合であっても、当該権利者にとって不都合とならないよう対応・対策を進めていくべきと考えるがいかがか。
   ウ 換地先への移転等の関係で、庭先に植栽されている樹木等を一時的に他の場所に仮植を希望する場合、仮植地代がかからないよう、区画整理地区内に仮植地を設置すべきと考えるがいかがか。
  Bその他として
   ア 羽村東部踏切への歩行者専用通路設置について
   羽村駅東側の東部踏切に至る道路については、既に暫定的な歩道の整備を行っていただいておりますが、歩行者の安全をより確保するため、踏切内に車道と区分した歩行者専用の通路を設けるべきと考えるがいかがか。
   イ 既存生活道路の補修及び標識等の設置について
   ・児童、生徒の登下校時における交通安全を図るため、通学路に通学路標識や注意喚起看板の設置、路肩部分のカラー舗装化などをすべきと考えるがいかがか。
   ・遠江坂上の道路は、既存の道路が狭隘で、さらに区画道路工事の関係で屈曲が生じている箇所等が見受けられるため、より居住者や歩行者の安全性を確保するうえで、奥多摩街道から侵入する自動車に対して、注意喚起看板を設置をすべきと考えるがいかが。また、傷みの酷い既存道路の舗装面の補修。
   ウ 羽村駅自由通路拡幅後のスペース利用について、有効な活用方法を考えているか。
 (2)現在、区域内4か所において、区画整理事業の工事が進められているが、今後、駅周辺において、思い切った見直しも考慮に入れ、土地権利者との話し合いを進めながら、駅前周辺に的を絞る等の打開策を見出す必要があると考えるが如何か。

2.明日の羽村に向けて行財政改革と健全財政への再構築
 (1)明日の羽村に向けて財政面の再構築、立て直しに向けた取組みについて
  @市の財政が現状非常に厳しくなっているが、歳入面、歳出面での問題点、要因をどのようにとらえているか。
  A財政の立て直しに向けた歳入面、歳出面の対策をどのように考えているか。
  B公会計の活用について
   ア 行政改革推進本部で公会計財務諸表をテーブルに乗せた討議を行ったことはあるか。
   イ セグメント別の財務諸表作成状況は。
   ウ 公会計の今後の活用方法として、費用対効果を明らかにしては如何か。
   エ 健全財政再構築のため、各行政サービスの費用対効果を明確にした上、効果が見込めないものについては、そのあり方について再検討が必要と考えるが如何か。
 (2)土地開発公社は市のまちづくりに大きな役割を果たしてきたが、近年は地価下落により用地の先行取得メリットが薄れ、取得した土地の有効活用も難しく、存在意義が年々乏しくなってきていると考える。
  @土地開発公社の組織、構成はどのようになっているか
  A土地購入以外の経常経費は年間どのくらいか
  B現在保有している土地は有効活用できているか
  C土地開発公社の財務状況はどうなっているか
  D市の一般会計、財務書類との連結財務書類はできているか
  E土地開発公社の役割、メリット、デメリットは何か
  F公社が過去に先行取得した用地は、市が買い取るまでの期間、銀行等からの借入資金の金利が発生するが、先行取得用地の有効利用が図られているとは言い難く、市が負担する公社の借入金利は、財政状況に大きな影響を及ぼしている。
   用地の先行取得メリットも薄れ、市の財政負担も大きいため、解散を視野に入れた組織改革を検討すべきと考えるが如何か。


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