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録 画 中 継

会 議 の 内 容

平成29年 6月定例会( 6月 8日) 日程第3 一般質問

高田 和登(新しい風)

1.がんの予防について
 (1)がんの死因別分析について
  @「国民健康保険データヘルス計画」の死因の状況を見ると、羽村市は「主要6死因による疾患別死因構成割合」(平成27年度)で、がんを死因とする割合が54.1%を占め、東京都や同規模自治体や全国に比べ高い。原因と対策について問う。
  A「健康はむら21」のがんの部位別死亡状況で、前立腺がんは死亡状況ではランク外であるが、「国民健康保険データヘルス計画」で国保のレセプトデータを集計したがんの医療費のうち前立腺がんは5位である。その差異の理由を問う。
 (2)がん検診について
  @「国民健康保険データヘルス計画」によると、羽村市の特定健診受診率が東京都や同規模自治体や全国に比べ、49.6%とかなり高い。保健センターの普段からの努力の成果と考えるが、いかがか。
  Aがん対策基本法では、がん検診(胃・肺・大腸・乳・子宮頸)の受診率を5年以内に50%(胃・肺・大腸は当面40%)を達成することになっているが、羽村市の状況を問う。
  Bがん検診の部位別で最も死亡率が高い「気管・気管支及び肺」では、市では喀痰検査に条件を付けているが、条件は撤廃すべきと考えるが、いかがか。
  C「乳がん検診」に対して、無料クーポン券対象者等以外は1600円の自己負担が必要である。無料化すべきと考えるが、いかがか。
 (3)腫瘍マーカーによる血液検査について
  @腫瘍マーカーによる血液検査で、1回の採血で複数のがんについて調べる方法が確立している。羽村市の健康診査での実施を検討すべきと考えるが、いかがか。
  A市として、費用負担の面で実施が困難であるなら、腫瘍マーカーによる血液検査オプションができる医療機関を広報などで積極的にPRすべきと考えるが、いかがか。
  Bがん対策基本法のがん検診の法定部位以外の部位(例えば前立腺がん)でも腫瘍マーカー検査により早期発見できる場合がある。予防策として有効と考えるが、いかがか。
 (4)がんの高額医療費について
  @免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブなどを使用し、がんの高額医療を受けている国保利用者は羽村市内に何名いるか。
  A今後、がんの高額医療により、国保の財政が厳しくなる可能性もあるが、どう考えるか。

2.市道の愛称と公園の名称について
 (1)市道の愛称について
  @すべての公道には番号がついている。それとは別に市道のうち26の道路にも、「愛称」が付けられている。その公道には「道路愛称名板」が、場合によっては「愛称名由来板」が設置されている。防災マップはむらにも愛称名を記載して普及すべきと考えるが、いかがか。
  A愛称を付けたのは昭和57年で、その後の追加はしていない。愛称が付くことにより、地域の振興や愛着醸成にも寄与すると考える。愛称のついた市道をさらに拡大すべきと考えるが、いかがか。
  B具体的には、小作駅西口と小作台小学校を結ぶ市道にも「愛称」が付いていない。まずはモデルケースとして、愛称を付けるべきと考えるが、いかがか。
  Cどの市道に、どういう愛称名をつけるかは、広報「はむら」などで公募し、町内会・自治会や、地域の各種団体に周知し、市民主導で決定すべきと考えるが、いかがか。
 (2)公園の名称について
  @公園などの名称を見直し、今まで以上に市民にとって親しみやすい名称にすべきである。例えば、「児童公園」が付く公園は、児童遊園と混同しやすいので、「児童」を取って「公園」だけにした方が市民にとって覚えやすい名称となると考えるが、いかがか。
  Aけやき児童公園とけやき児童遊園は別の場所にあるが、混同しやすい。片一方の名称を変更すべきと考えるが、いかがか。
  B公園名の表示看板を現状より大きめに変更し統一すべきと考えるが、いかがか。
  C公園名の表示看板をすべての入り口に設置すべきと考えるが、いかがか。
 (3)広告の設置とネーミングライツについて
  @道路の愛称名や公園名の看板を設置する場合、合わせて商店や企業の広告板を設置して、歳入の増加を図るべきと考えるが、いかがか。
  A道路の愛称名や公園名のネーミングライツを検討しても良いと考えるが、いかがか。
  B広告の設置やネーミングライツについては、市が管理するすべての公共施設を対象とすべきと考えるが、現在、窓口は明確になっていない。市役所内に相談・受付窓口を設け、推進すべきと考えるが、いかがか。


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