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録 画 中 継

会 議 の 内 容

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平成27年 9月定例会( 9月 1日) 日程第3 一般質問

高田 和登(新しい風)

1.時代に即した地域会館について

 (1)集会施設の設置に関する条例について
  @羽村市内には「会館」と呼ばれる集会施設が23ある。設置に関する条例が2つ、施行規則が2つあるが、設置時のいきさつにより、「羽村市学習等供用施設」と「羽村市地域集会施設」に分かれている。これらの集会施設に事実上の差異はあるのか。
  A業務委託をしている「会館運営委員会」の委員は一般市民であり、市民にわかりやすくするという意味で、条例と施行規則を一つに統合すべきと考えるが、いかがか。
 (2)時代に即した集会施設について
  @地域会館を高齢者が利用する場合、階段の昇降に課題があると認識しているか。
  A高齢者の利用を考え、市内の2階建ての会館にエレベーターを設置する考えはないか。
  B本体価格300万円台の簡易なエレベーターもあり、検討すべきと考えるが、いかがか。
  C平成21年第7回定例会で、市長は加美会館へのエレベーター設置について、必要性の認識と他の会館も含め検討する旨の答弁をしている。その後、どうなったか。
 (3)小作台西会館について
  @小作台西会館については、1階を小作台図書室として利用しているため、2階の施設しか利用できないことから、エレベーターの設置を望む声を多くの住民から聞いているが、どのように考えているか。
  Aエレベーター設置が困難であれば、1階の図書室と2階の集会室との交換はできないか。
  B小作台西会館は1階に集会施設がない、市内で唯一の地域会館である。高齢者に対応したモデル事業として、会館の改修を検討すべきと考えるが、いかがか。

2.今後の図書館分室のあり方について
 (1)今後の図書館分室のあり方について
  @平成25年度「公開型事務事業外部評価」で「図書館分室管理運営事業」は「廃止(事業効果が低い。)(小作台図書室を除く)」との評価結果になった。もし、3分室(加美・富士見平・川崎)を廃止した場合の経費削減額はいくらか。
  A廃止の評価が出た後、図書館としても、様々な検討をしているが、廃止した場合の経費削減額と市民サービスの低下や廃止を望まない地域住民の声などを総合的に比較し、今後の方向性を検討すべきであると考えるが、いかがか。
  B「市の方針」は、「図書館分室について、(中略)図書館協議会等の意見を伺いながら、より市民サービスを向上させていく。」としている。平成27年3月10日には、羽村市図書館協議会が「今後の羽村市図書館分室のあり方についての意見書(具申)」(以下意見書とする)をまとめている。この意見書の方針を今後、どのように活用していくのか。
  C「公開型事務事業外部評価」の評価を契機にして、行財政改革を実行することが要諦と考える。この際、将来的に3分室を廃止することも、選択肢の一つと考えるが、いかがか。
  D分室に所蔵されている本は児童書であり、各小学校にある図書室と統合すれば、各分室の廃止は可能と考える。意見書には代替案として、学校図書館も検討されている。多くの課題はあるが、創意工夫により、可能になると考えるが、いかがか。
 (2)各小学校の図書室の充実について
  @各小学校の図書室はこれまで以上に充実すべきと考える。特に、本の貸出・返却が容易であることが利用者の拡大になると考える。羽村市図書館の利用者カードが、学校図書室でも使用できるようにシステムを改善すべきと考えるが、いかがか。
  A各小学校の図書室に一般図書を置き、利用者の拡大を図ることはできないか。各小学校は基本的に地域に開かれた学校を目指しており、一般人が学校図書館を利用するために、学校敷地内に入ることは問題ないと考えるが、いかがか。
 (3)今後の小作台図書室について
  @意見書の6ページには、小作台図書室について、「現在のまま、運営できることが望ましいが、以前から地元町内会等から地域会館として使用したいために移転を求められている」との記述があり、様々な条件を満たせば「移転開室することが推奨される。」と記載されている。これは羽村市図書館協議会の意見であるが、市の見解を問う。


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