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会 議 の 内 容

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平成27年 6月定例会( 6月11日) 日程第3 一般質問

高田 和登(新しい風)

1.「防災マップはむら」の普及について

 (1)「防災マップはむら」の現状について
  @最初に発行した当時、どのような方法で、何世帯に配布したか。
  A発行後の配布方法、配布場所、有償・無償の別を問う。
  B現在までの累積配布部数を問う。
  C発行から約2年半経過するが、改訂版を発行する予定はあるか。
  D紛失した世帯も多いと推測する。再度配布する計画はないか。
 (2)防災マップの学校教育での活用について
  @防災マップを、例えば小学校6年の児童と中学校2年の生徒に「防災教育」及び「羽村学」の副教材として、無償配布する考えはないか。
  A副教材として配布することにより、児童・生徒及び保護者が、防災マップを教科書なみに大切に取り扱うので、有効な配布方法と考えるがいかがか。
  B各家庭に配布した防災マップを学年終了後、各家庭の壁などに掲示し、地図として利用することを指導すれば、児童及び保護者の防災意識の向上と羽村市への帰属意識の向上になると考えるがいかがか。
 (3)防災マップの全面改訂について
  @防災マップはむらを見ると、災害が発生するのは、洪水・土砂災害凡例で表示した羽村市の中のごく一部の地域のように読めてしまう。市は特に危険表示をしていない多くの地域では、大きな災害は発生しないと考えているか。
  A昭和56年の耐震基準を満たしていない家屋の所在地を表示し、さらに平成12年の耐震基準を満たしていない家屋を表示すれば、羽村市の多くの地域で、災害発生の可能性があることが一目でわかると考える。その他のあらゆる危険の表示も再検討し、危険を網羅した全面改訂版の発行を検討すべきと考えるがいかがか。

2.羽村市総合防災訓練について
 (1)羽村市総合防災訓練の全般について
  @昨年度の羽村市総合防災訓練は夜間に実施されたが、災害はいつ発生するかわからないので、大変良い取組みと考える。
  (ア)参加者数は例年と比較してどうだったか。
  (イ)夜間に実施したことにより得られた知見はどのようなものがあるか。
  (ウ)来年度以降、平日に実施することを検討したらどうか。
  Aマンネリ化防止のために、毎年、新しい工夫は必要と考える。今年度の特色は何か。
 (2)羽村市総合防災訓練の参加者について
  @2013年3月に公表された「羽村市防災に関する市民アンケート報告書」によると、「過去1年間に地域の防災訓練に参加した」人の割合は33%であるが、20代では10%台である。若年層の参加者を増加させる施策を考えているか。
  Aメイン会場の小学校の全児童と市立中学2年生の全生徒を防災訓練に参加させる取り組みは、大変良い取組みと考える。しかし、訓練というのは1回経験すれば十分というものではないと考え、以下質問する。
  (ア)すべての小学校の全児童に拡大すべきと考えるがいかがか。
  (イ)小中学校だけでなく、市内のすべての高校や幼稚園・保育園・認証保育所・認定こども園などに保護者同伴での参加があれば、若い世代の参加者が増加すると思われるが、市は積極的に呼びかけを行うべきではないか。
 (3)避難所での指示命令系統について
  @災害時にはトップダウンでの指示・命令系統が必要であると考える。一部の避難所で「避難所運営組織」を実施中とのことである。この組織について伺う。
  (ア)この組織の最高責任者は誰か。
  (イ)この組織は「組織図」として、一般に公表されているのか。
  (ウ)現在は一部の避難所であるが、すべての避難所で組織化すべきではないか。
  (エ)避難所では女性に対する配慮が必要と考えるが、組織面で配慮しているか。

3.AEDの普及について
 (1)AED(自動体外式除細動器)の設置数について
  @羽村市内にあるAEDの設置数を把握しているか。
  Aそのうち、真夜中(例えば午前3時)でも利用可能なAEDの設置数はいくつあるか。
 (2)AED操作方法の講習会について
  @AEDの操作方法の講習会はどの程度、開催されているかを把握しているか。
  AAEDの操作方法の講習会を受けた市民の数を把握しているか。
  BAED操作方法の講習会を町内会行事として実施した事例があり、大変良い取り組みと考える。町内会連合会に働きかけ、他の町内会・自治会での実施を促進する考えはないか。
  C講習会には何回でも参加すべきと考える。その意味で「AED講習会受講カード」を作成して、スタンプを押すことを検討してはどうか。また、例えば10回参加したら、「認定カード」を発行するなど、講習会参加の促進策を検討してはどうか。
 (3)AEDの設置場所について
  @上記の講習会の中で市民から、「AEDがどこに設置してあるかがわからない。」との問題提起があった。市民にどのような形で、AEDの設置場所を周知しているのか。
  A「防災マップはむら」にAED設置箇所の記載があるが、すべてが記載されているのか。
  BAEDの設置箇所として最も適しているのは、24時間営業の「コンビニエンスストア」と考える。全市内の「コンビニエンスストア」にAEDの設置を要請する考えはないか。また、購入資金を補助するつもりはないか。
  C店舗や、個人の住宅などにもAEDの設置を促進すべきであると考えるがいかがか。
  D上記の場合、購入資金を補助して、市内の店舗や個人に呼びかけるべきと考えるがいかがか。

4.旧町営住宅跡地を暫定整備した小作台5丁目広場について
 (1)小作台5丁目広場の本格的な施設整備について
  @平成27年第1回羽村市議会で、「本格的な施設として整備するためには、公共施設等総合管理計画の中で(中略)方向性を導いていく」との市長答弁があった。公共施設等総合管理計画はいつまでに策定できるか。
  A計画が策定されるまでの間、小作台5丁目広場の整備を少しでも進めたいがいかがか。
 (2)小作台5丁目広場の維持管理について
  @羽村市と小作台5丁目広場管理運営委員会との確認書によれば、夏草の除去などの維持管理は、利用部分については利用者が、それ以外の部分については市が行うことになっている。現在は、市の職員により、周辺部の草刈りなどが実行されているが、将来的には維持管理する仕組みが必要と考えるがいかがか。
  A広場を維持管理するための道具や清掃用具などを収納する物置は少なくとも必要と考えるがいかがか。
 (3)利用者の要望について
  @平成27年第1回羽村市議会で「利用者からは、市並びに管理運営委員会に対し、特段、意見は寄せられておりません。」との市長答弁があったが、私のもとには、利用者からは、様々な具体的な要請も数多く出ている。利用者の中には、この広場が本格的な施設整備の第一段階と理解し、下水に接続されたトイレ、固定式のベンチ、「あずまや」の設置などの要望が強くある。市は「暫定整備」であることをどのような方法で周知したのか。また、その代替案を検討すべきと考えるがいかがか。
  A上記の要望などは「公共施設等総合管理計画」に利用者の声として、反映させるべきであると考えるがいかがか。


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