平成27年 6月定例会( 6月11日) 日程第3 一般質問
小宮 國暉(新しい風)
1.羽村市版地方創生に向けた今後の施策展開について
(1)消費喚起プレミアム商品券発行事業と、従来の羽村にぎわい商品券発行事業の違いはどのようなものか。また、消費喚起プレミアム商品券発行事業の実施時期と内容を聞く。
(2)消費喚起プレミアム商品券発行事業が実施された場合、その後の商品券発行事業の見通しはどうか。
(3)産業力・創業力強化支援事業は、市内企業が今後も地域で事業を継続し、かつ、イノベーションの創出等により、さらなる発展につなげていけるようにすることが目的であり、その趣旨に賛同するものであるが、製品開発から販売まで、ビジネスプロセスに沿った切れ目のない支援策をどのように考え、展開していくのか。
(4)地域資源を活用した新たな観光イベントや婚活応援イベントの経費が盛り込まれたが、その内容は具体化されたか。商業と観光に携わる方の主体的な関わりが大事と考えるが、イベントの実施に向け、どのような意見が出されているか。
(5)産業福祉センターは以前の羽村市版事業仕分において、活用の見直しが求められた経緯がある。12月議会でも質問したが、羽村市内の産業構造や形態にも変化が生じている中、羽村市の活性化に向けた産業振興面(工業、商業、農業、観光業)での拠点として再生することが必要であると考えるがいかがか。
(6)補正予算で計上した地方創生事業と、現在策定作業を進めている羽村市の産業振興計画との関係はどのようになるか。また、関係団体等から注目されている羽村市産業振興計画の策定作業の進捗状況はどうか。
2.障害者就労の支援充実に向けて
(1)羽村市内の障害者就労施設において、企業OB等の協力、受け入れによる職場環境の改善や技術力の向上が進んでいる。多くの種類の就労施設における情報交換を行い、事業者、就労者共に向上できる環境づくり支援が望まれるがいかがか。
(2)羽村市が社会福祉法人に委託している障害者就労支援事業エールの取り組み実績はどのように変化しているか。特に重要な職場定着支援状況についての課題は何か。
(3)羽村市は一事業所として、障害者就労施設からの物品等の調達を推進しているか。調達を推進している場合、一年度の調達数や調達額はどの程度か。
(4)近隣市でみられるように、羽村市の公共施設を活用し、障害者雇用によるカフェをはじめ、障害者が製造したパンの販売など、羽村市として目に見える形で就労支援を展開してはどうか。
(5)「障害者雇用納付金制度」が平成28年度から改正される動きとともに、障害者の経済的な自立と働くモチベーションを向上させるため、障害者の工賃を引き上げる取り組みが重要と考えるが、羽村市の考えはどうか。
(6)羽村市内の障害者就労施設のなかには建物規模や環境設備の改善が必要なところがある。早急に適切な土地をみつけ、建物、設備を新設すべきと思うがいかがか。
3.羽村市の文化財保護施策について
(1)羽村市内の文化財については、国・都・市が指定したものが多種多様に存在する。ストックマネージメントには欠かせない種別、年代別等系統的に一元化された情報システムは構築されているか。
(2)市民に文化財の状況を周知するにはどのような方法方策が有効と考え、実行されているか。
(3)羽村学、郷土愛を育む子ども達への教材として、また観光案内パンフレットにも活用できるもの(仮称)「羽村の歴史文化を知る」マップ、しおりを作成し配布したらいかがか。
(4)市内の文化財については、文化財説明板が設置され、市民の理解の促進が図られていると承知しているが、現在の設置数はどのくらいか。また古くなって見にくくなっている。取換え等の対策が急務と考えるがいかがか。
(5)平成23年3月議会で市内の寺社に対する防火対策の推進について質問したが、現状はどうなっているか。
|