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平成28年第2回定例会【9月議会】( 9月15日)
丸谷 聡子(未来市民)
1 兵庫ゆずりあい駐車場(パーキングパーミット)について
(1) 兵庫ゆずりあい駐車場の利用証交付窓口の設置について
(要旨)兵庫県は、平成24年4月1日から障がい者や高齢者、妊産婦等で歩行が困難な方のために兵庫ゆずりあい駐車場(パーキングパーミット)制度を導入しており、県内各市町にも利用証交付窓口が設置されている。しかし、本市はいまだに設置しておらず、設置すべきと考えるが、市の見解を問う。
(2) 兵庫ゆずりあい駐車場の周知について
(要旨)利用証の交付が受けられれば、県内4,340区画(平成28年7月末現在)を利用することができる。また、35府県で相互利用も始まっており、いまや全国的な動きとなっている。しかし、本市においては、ゆずりあい駐車場のことを知らない市民も多い。今後は積極的な情報発信等による周知が必要と考えるが、市の見解を問う。
2 (仮称)明石市こども総合支援条例について
(1) 策定のプロセスについて
(要旨)子ども・子育て会議を主な審議の場として、関係機関等のさまざまな分野から意見を聞くとのことであったが、その審議や意見は、具体的にどのように条例に反映されているのかを聞く。 (2) 子どもたちの声を聞くことについて
(要旨)子どもたちの声をどのように聞き、その声はどのように条例に生かされているのかを聞く。
(3) 学校現場との連携について
(要旨)教育委員会は、条例策定においてどのような関与をしたのか。今後は、教育現場において学齢期に合わせたテキストや指導マニュアルの作成、教員への研修やスキルアップ等、教育分野での取り組みが重要だと考えるが、市の見解を問う。
(4) 条例策定後の施策展開について
(要旨)子どものSOSを迅速に受け止め、適切な救済活動を行うためには、第三者機関の設置やこども会議の開催、大人と子どもが共に交流し学び合う場づくりなど、意見表明や参加の促進、情報発信、啓発等の仕組みが必要だと考えるが、具体的にどのように進めていくのか、市の見解を問う。
3 地域エネルギー政策推進に向けた取り組みについて
(1) 本市の地域エネルギーの現状と課題、今後の取り組みについて
(要旨)本市は、太陽光発電設備設置補助金や公共施設での太陽光発電、メガソーラー、ごみ焼却発電など、既にいくつかの地域エネルギー事業に取り組んでいるが、今後は新たな協働や発想で、さらなる創エネルギーへの転換が必要になってくる。現状を踏まえた上での課題と今後の施策展開に向けての市の見解を聞く。
(2) 地域エネルギーの活用による安全安心なまちづくりについて
(要旨)災害対応病院に指定されている明石市立市民病院に再生可能エネルギーやコージェネレーションを導入すれば、有事においても救命救急の機能を果たすことができる。避難所となる学校も同様である。公共施設を利用して太陽光や太陽熱等による地域エネルギーを創り出すことができれば、安全安心なまちづくりにもつながると考えるが、市の見解を聞く。
(3) 明石エネルギー計画(ビジョン)策定について
(要旨)再生可能エネルギーは、豊かで健全な生態系サービスを保った上で取り組む必要がある。また、自治体PPS(特定規模電気事業者)、市民発電所との協働事業、ソーラーシェアリング、下水処理場や浄水場、水道管を利用した小水力発電など、多様なセクションを絡めて再生可能エネルギーを創り出すためには、先を見通した明確な計画やスマートシティを目指すビジョンを定めて推進する必要があると考えるが、市の見解を問う。
4 農業振興とため池機能の見える化について
(1) 本市の農業振興の現状と課題について
(要旨)平成27年7月に国が制定した都市農業振興基本法は、都市農業の安定的な継続と多様な機能の適切かつ十分な発揮を通じて良好な都市環境の形成に資することを目的としている。本市は今後、都市農業の振興においてどのような施策を進めて行くのか、見解を問う。
(2) ため池が抱える課題と多面的機能の価値について
(要旨)ため池管理者や関係団体へのヒアリングやアンケートを踏まえた上で市の見解を問う。
(3) ため池の多面的機能の見える化について
(要旨)ため池の水の経路図や、長年にわたって口伝によって受け継がれてきた水管理の手法や風習、治水機能、歴史、文化、景観、水草をはじめとする水生生物等の自然環境について、ため池ごとにデータベース化した、ため池カルテを作成し、地域や管理者に情報提供した上で適正管理を進めることが大事であると考えるが、市の見解を問う。